ターマック初ライドはめっちゃ遅い割にとても疲れました。

その要因のひとつがポジションが出てなかったからじゃないか?というわけで、ポジションを見直しました。

乗る前にやっとけよって話なのは良くわかってますが、納車からいじる時間がないまま、週末になり、適当なポジションでのライドとなったわけです。

 

■マニュアルをダウンロード

SRAMのシフター含め問題なく動作はしてるんですが、これから調整していくためにはマニュアルが必須です。

まずはターマック本体のマニュアルです。やっぱり日本語がいいということで、スペシャ日本サイトを探したのですが、どこにも見当たらない。なんで??

 

フレーム単体で買った人って、自分で組んだりしないの?っていうか整備するときいるでしょ。

仕方がないので、アメリカのサイトからダウンロードしました。

 

【2022年2月追記】最近サイト見たら英語版のみですが日本サイトからもダウンロードできるようになってました。

 

ダウンロード先のリンクはこちら

 

https://support.specialized.com/home/tarmac/service-maintenance/manuals

 

次はSRAMです。

マニュアルがどこにあるかわかりやすい!

https://www.sram.com/en/service

 

ここから関係ありそうなものをダウンロードしました。

SRAMはマニュアルに日本語も入っててえらい!うれしい!

同時にアプリも携帯にインストールして、ファームウェアの更新も済ませました。

 

■サドル位置調整

まずは高さです。

マニュアル見ると、シートポストを絶対にある深さ以上は突っ込むな、突っ込むとフレームが壊れる!って警告出てます。(58サイズで207mm)

                  

緩めた瞬間にストンと落ちないよう注意してシートポストを抜き、滑り止めペースト塗ってから再度挿入しました。

ひざ曲がりすぎと感じたので、上げる方向で10mmほど上げて固定しました。

その後試走で調整し、現在は13mmアップ程度になってます。(まだあと2~3mm上げるかも)

写真では見にくいですが、シートポストに貼ってある黒いテープはこれ以上入れるなっていう目印です。

さらに試走時にやや窮屈な感じがしたのでサドルを中央から5mm後ろにずらしたところにしてあります。

 

■ハンドルバー高さ調整

納車時はステアリングコラムカットなし、スペーサー最大の35mm(10mm3枚、5mm1枚)が入ったまま来ました。高すぎるので下げます。

 

でもターマック、ここが曲者です。

ステムの構造はマニュアルを引用すると以下の図のようになってます。

ステム緩め、アンカーボルト外せばスペーサー調整ができます。

 

ステムを浮かしてスペーサーを10mm1枚だけ残した写真が左、外したスペーサーが右、スペーサー10mm1枚残してステムを一番下まで下げたのが下の写真です。

普通ならこの上にスペーサー入れてトップキャップ載せてアンカーボルトで締めればいいんですが、そもそも付属のスペーサーはステム下側にしか入りません。

 

上に入れるスペーサーは付属してなく、代わりにステムカバーが2種類付いてきました。

一つはコラムカットしたあと付けるもので、もう一つは上にコラムがはみ出ている時のため用です。

そのステムをつけるとこうなります。(しっかりはめてません)

 

この上にスペーサーとトップキャップ重ねてボルトで締めればOKとなりそうですが、そうはいきません。

マニュアルにはこのステムカバーの上には5mmまでしかスペーサーを入れてはダメと書いてあります。

なぜ?

理由書いてくれ〜!

 

ステムカバーにはスペーサーがわりに高さ3mmくらいのリブが立っているのですが、その幅が2mm弱しかなくおまけに全周に回ってないんです…

スペーサーカバーを裏から見た写真です。

 

こんな構造でコラム周りの荷重を支えるのはイヤなので、マニュアルは無視して、TIMEのスペーサーを流用することにしました。(こんなショボい構造だから5mmまで限定なのかも)

下側には5mmのスペーサーが入っています。

そのうち一番下のポジションも試してみようと思ってます。

ちなみにスペーサー外してしまったTIMEですが、アヘッドタイプではないため、スペーサーは飾りみたいなものなので当面問題なしです。

 

■ハンドルバー角度調整

納車時はなぜかやや前上がりでした。

断面が翼形状なので前上がりだと揚力出ちゃうんじゃ??

それはともかくとして水平のほうが抵抗少ないはずなので水平に直しました。

 

◾️ポジション調整後

80kmと40kmくらいのコース両方でほぼTIMEと同じくらいの速度で走ることができるようになりました。

でもまだ最新のレースバイクとしては不満です。