5月26日に高縄山に行ってきました。昨年暮れから高縄山では木材の搬出が始まっており、林道で木材を積んだ大きなトラックとすれ違うことが度々あり、怖くなってあまり行かなくなっていました。5月26日は日曜日なのでトラックとすれ違うことはないだろうと思っていましたが、そうはいかず、狭い林道で2回、肝を冷やしながらすれ違うことになりました。

ニシキウツギ

なんとか高縄寺近くの駐車場に着いて車を停めました。駐車場周辺ではニシキウツギの紅色の花が見られました。

ツクバネウツギ

ツクバネウツギの白い花も見られました。

コゴメウツギ

コゴメウツギは小さな花をつけていました。

ガマヅミの蕾

ガマヅミの花がもう少しで咲きそうです。ガマズミの実は可食なので、秋になったら採集に来るかな？

5月に花を咲かせる植物が多いので、高縄山でも色々な花が楽しめました。

フタリシズカの花

遊歩道ではフタリシズカの花が見られました。フタリシズカは花を2本つけることが多いですが、高縄山では花が1本だけのものが多かったです。

マムシグサ

誤って口にすると口中に激痛が走ると言われている有毒植物のマムシグサがポツポツ見られました。有毒だからマムシグサと呼ばれているのではなく、根元の皮の模様がマムシに似ているのでマムシグサと呼ばれています。

ツキヨタケ

林の中に落ちていたブナの朽木から大きなツキヨタケが生えていました。ツキヨタケの周りは胞子で真っ白でした。ツキヨタケは名前から予想されるようにヒダが青白く光りますが、光が弱いので光っている状態を写真に撮るのは難しいです。ツキヨタケは毒キノコですが、困ったことにシイタケに形と色が似ているため、愛媛県でも1年で20人くらいの人が食べて中毒するらしいです。でも致死性の毒は含んでいないので死ぬことはありません。

続きます。

高縄山のツキヨタケ