近所を歩いていたら、ミカン(温州ミカン)の花が咲いていました。ミカンの花の色は印象的な白です。ミカンは愛媛県の主要産品であるので、愛媛県旗にはミカンの花が中央のやや左に配されています。白い花が沢山咲いていますが、秋になったら良質なミカンを生産するために摘果が必要となります。摘果は重労働です。

温州ミカンの花

愛媛県旗

小田深山渓谷の散策の続きです。キノコはなかなか見つからなかったですが、やっと小さいキノコを見つけました。

ヒメコガサ

ヒメコガサのヒダ

小さいキノコで同定は難しいですが、ケコガサタケの一種、ヒメコガサと思われます。


イワボタン
ヒメヒガサの近くに印象に残る花がありました。形からネコノメソウの一種であることがわかります。おそらくイワボタンでしょう。


ヤマルリソウ

綺麗な青い花も見つかりました。この花はヤマルリソウです。春によく見られる花です。


駐車場にツクシがありました

駐車場に戻るとツクシに気づきました。下界のツクシは終わりましたが、標高1000mの小田深山ではまだ生えています。

ツクシが結構採集できました

ツクシは結構採れましたが、ハカマを取ることが億劫です。ハカマ取りで付いた指のヨゴレがなかなか取れません。

帰りの途中、赤い花の咲いた木が目に入ったので車を止めました。停車した場所は小学校の跡地で、調べてみるとかつての小田深山小学校で、2002年に廃校になっていました。小田深山は林業が盛んだった地域で、一時は小学校が建てられるくらいの人口がありました。校庭の跡地を見るとキランソウ、ヒメオドリコソウとシバザクラが咲いていました。

キランソウ

ヒメオドリコソウの群生

シバザクラ


ボケの花

車を停める原因となった赤い花はボケの花でした。