インダストリアルメタル期Ministry、2020年代かもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本国内で体感できるということかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1988年に発売された『The Land of Rape and Honey』にて、2ndアルバム『Twitch』で生み出したインダストリアルとEBMを下地とした工場機器が奏でたようなビートをギターにも応用し、メタルやパンクよりもマッシブなギターをサンプラーを駆使して無慈悲なほどに正確に弾き鳴らすマシーンメタルなスタイルを発明。ロボットがメタルを演奏したらこんな感じなんだろうなと思わせるバックトラックに、荒々しくも気怠さがあるAl Jourgensenの歪んだボーカルが合わさったアルバムのオープニングを飾る「Stigmata」はMinistryの方向性を決定づけ、インダストリアル・メタルというジャンルの青写真となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

『The Land of Rape and Honey』の発売から少し後、Buck-Tickが1989年1月に発表した『TABOO』収録「ICONOCLASMで「Stigmata」と同じような手法を使い、Buck-Tickならではのインダストリアル・ロックを披露。『TABOO』以降、インダストリアル・メタルからの影響を独自解釈していき、それらの要素は耽美で官能的なBuck-Tickのロックに肉付けされていった。