今日は、創作自然薯ラーメンのご紹介です。

2年ほど前のある日の事です。
Facebookでお友達になっていただいてる方が上記の写真の自然薯ラーメンを持ってきていただき、「柳井の特産品 自然薯が練り込んである麺のラーメンなんです。柳井を盛り上げていくのに、このラーメンを提供してもらえる店舗を増やしたいのです」と、生産者ではない方から熱いお話を頂戴しました。
当時は既にラーメン店になっていて、流石に付属のスープでそのまま販売という訳にもいかず、どうしようか一瞬悩んだのですが、その方の熱意に心をうたれ、スープを開発することに!!。

しかし、簡単に出来る物ではありませんでした。
ここからは、少し麺の特徴を説明させていただきます。
自然薯麺、実は一切小麦粉を使用されていません。
自然薯、伊陸米、蒟蒻芋で製造された麺なんです。
山菜の王様、自然薯!!。ムチンが含まれていて、滋養強壮に効果があると言われています。
米の消費が少くなっている中で地元の米を使用し、つなぎの蒟蒻は食物繊維たっぷりです。
普通の小麦麺に比べカロリー15%offで栄養価も高い!!。
この特徴を活かしたラーメンに仕上げなければ(@ ̄□ ̄@;)!!。
蒟蒻、これがなかなかの強者なんです。
スープを弾く特性があり、アルデンテ位に茹でると、全くスープが絡んでこないんです((T_T))。
かと言って、軟らかくなるまで茹でてしまうと、のびた食感で…。
この麺を使用するには、コッテリスープじゃないと無理だ…コッテリだと、せっかくカロリーオフなのに、特徴が死んでしまう((T_T))。
スープは、ブリックス(固形物)があって、始めて旨味を感じます。
ブリックスとはいえ、目に見えるものではありません。分かりやすく言うと濁り度でしょうか?。
ただ、粒子の大きさによるので、澄んだスープが旨味がない訳ではありません。
目では判断出来ない濁り度という事になります。
また、ラーメンスープには油が不可欠です。
さまざまな食材から取られるスープ、実はグルタミン酸、イノシン酸、コハク酸等の旨味成分が出ているのですが、これら其々が俺が俺がと主張する物ですから、喧嘩してしまうんです。
旨味成分だけではなく、辛味、渋味、苦味、酸味もそこに加わってきます。
これを仲介して仲良くしてくれるのが油なんです。
自然薯麺を美味しく食べるには、ブリックスが高くて、油の量もそこそこにしなければ…しかし、ヘルシーな麺はヘルシーに召し上がっていただきたい!!。
製造元の社長にお願いして、麺のみを入荷させていただき、何度も失敗を繰返し、答えは出ないのでは?と半ば諦めていました。
チャッチャラ~♪
またもや閃きが!!
横浜サンマーメンを思い出しました!!。
そうなんです。スープにトロミがあるラーメンなんです。
これなら、麺の特徴を活かしたまま、美味しく食べていただける!!
こうして完成した創作自然薯ラーメン、去年には柳井市地域ブランド認証もいただき、徐々に販売数が伸びてまいりました。

商品は、開発が終わり販売開始で、良かった良かったと言う訳にはいきません。
どんなに認知度が低く、最初は売れなくとも、様々な努力を積み重ね、長い年月をかけて耐え抜き、育て上げなければなりません。
満足いくまで売れる様になって初めて商品と胸を張って言えるようになるのではないでしょうか?。
最初に自然薯ラーメンをお持ちいただいた方の熱意に応える為、柳井市の為、食べていただけるお客様の為、自分の為に諦めることなく、これからも創作自然薯ラーメンを作り続けます。