英語学習の為の小噺95~Manifest/Manifesto

 

師匠:「ニフェスト」と言う言葉を聞くと、何を連想する?【ゴシック部分アクセント】

 

弟子:それは、やっぱり「政権公約」でしょうかね。

 

師匠:だよね。ところが「政権公約」は正確には「Manifesto」というイアタリア語から来ているらしいんだ。というのは、BBCを聴いていたら「マニフェスト」と聞こえる単語が出てきた。で、調べたら、政権公約という意味だった。

 

弟子:じゃ、日本語で聞く「ニフェスト」は何なんですか?

 

師匠:名刺だと、飛行機の搭乗者(乗客)名簿だと理解しておけば良いと思うんだ。ただ、英語で説明するときは、発音とアクセントに注意すべきだと思うんだな。

 

弟子:そっかぁ。最近、横文字を取り入れた日本語がやたら出てくるけど、気を付けないと本来の意味と違う「遣い方」をしている場合があるかも知れないと…。

 

師匠:だねぇ。だいたい、「サステイナブル」だとか「エスディージース」なんて言葉が最近、やたら使われてるけど、あれってどう言う意味なのかなぁ…。

 

弟子:西洋の産業革命以前から、日本には、「もったいない精神」とか「自然の物を神様として大切にする。」などという、色々な考え方がありましたよね。

 

師匠:そう。今さら外国の言葉を、ことさら取り入れてあたかも新しい観念のように言わなくてもいいと思うんだがね。

 

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