現在のインフレ原因とされるのは、BRICS(中国、インド、ロシア、ブラジル)と
言われる新興国にあると言われています。
この国々の人口増加と急成長により、必要とされる資源や穀物の需給が逼迫懸念
より、インフレが起こっています。
更に国の成長で、生活か豊かになり、これまで粗食を常とした国民が
欧米諸国なみに肉や魚を食べるようになり、それに伴い穀物需要が3倍以上と
なると見られています。
その成長を支えているのは、労働コストの安さです。
中国やインドは、労働コストが低いため、輸送コストを差し引いても、中国・インド
での生産にメリットがあるのです。
今年に入って、原油高や労働コストの上昇により、そのメリットが薄れつつあります。
このように、市場のメカニズムが働くと世界の労働コストが均一化され、他国での
生産メリットが小さくなります。
しかし、インフレが行き過ぎると需要が減り、資源や穀物の価格が下がってきます。
すると、中国やインドでの生産メリットが、また出てきます。
市場経済は、こういったサイクルをマクロ的に繰り返して行きます。
また、重要なのは中国やインドの人口増加です。
仮に景気が後退しても、人は食べて生活しなければなりません。
よって、人口が増え続ける限り、暮らしに必要な資源や穀物の供給が追いつかなく
なる可能性があります。
直近の商品相場の調整も、人口増加のファンダメンタルズを見て価格が再上昇する
可能性があると思われます。