暗闇の道路を、白い杖をついて歩く人。、
反対側には歩道もあるのに、どうしてだろう?と思い、心配しながら見ていると、自分の左側の石垣に杖を当てて自分の歩く位置を確認してるようだった。
しばらくすると交差点にさしかかった、石垣は途切れ、自分の立ち位置に困った様子、
「大丈夫ですか?」横断歩道越しに声をかけた。
「点字ブロックは何処からですか?」
信号は青、すぐに近くへ。ゆっくりと点字ブロックの位置へ案内。
「右方向へ行きたいのですが…」
信号のチャイムを聴いて、しばらく考えて白い杖は点字ブロックに触れながら、自分の歩く方向を私に確認。
「こちらですよ」
「助かりました、ありがとうございました。点字ブロックがあってよかったです」
「お気をつけて。」
と見送った。が心配でしばらく後ろ姿を眺めていた。ゆっくりと歩く姿は点字ブロックへの安心感を確認しているようだった。
よく考えたら、歩道側には点字ブロックは無く、杖をついて歩くのには不安でいっぱいだろう、と思った。歩道がない側を歩くのは仕方ないのか?
少し考えさせられた。
普通にこのような行動が出来たことに少し自分を褒めたい。