7月5日(金)から上映ということに4日(木)の夜に突然気づき、本日朝9:00から2024年の春節に大ヒットした中国映画『YOLO 百元の恋』を観てきました。(この映画は今年の春節に中国で34.6億元<約692億日本円>稼いだオバケ映画です。)

 

監督は賈玲ですが、この映画は別の監督兼出演作品『こんにちは、お母さん』よりも先に構想していたとのこと。なぜこちらの映画の順番が後になったのかは、映画の後で種明かしが行われます。相棒の張小斐も蓮っ葉な妹役で出演しています。

 

YOLOとは若者言葉で、‟You only live once.”(人生は一度きり)という意味だそうで、映画の重要な副題となっています。

 

この映画は、学校を卒業後数年間は外で仕事をしたものの、後の10年間は家で引きこもりとなっていた女性(賈玲)が、このままではだめだとあることをきっかけに、ボクシングに打ち込む話です。

 

元々は安藤サクラさん主演の日本映画「百円の恋」を下敷きにリメイクしています。原作は百円ショップの話ですが、中国リメイク版では酒も飲める中華食堂の話になっています。なぜリメイク版は百元なのかは私はまだよく解っていません。レストランで食事をすると、一回で百元(二千日本円)ぐらいかかるからでしょうか。

 

2時間強の少々長い映画ですが、十分観る価値はあると思っています。最後のシーンは見ものです。

 

(画像はBaidu百科からお借りしています)