エリザベート宝塚初演30周年ガラコンサート、東京公演が無事に幕を下ろしましたね。 千秋楽、おめでとうございました。また、2/28から始まる大阪公演も待ち遠しいです。

東京公演を見られた方々のレポートはどれも熱量に溢れていて、楽しいです。それぞれの言葉で感動を分かち合ってくださることが本当に嬉しいです。 

私は配信で見られる回はすべて拝見しました。2回。11,000円。なかなかの出費ですが、後悔はありません。

スマホの小さな画面越しでも感動は確かに届きました。
とりわけ涙が止まらなかったのは、雪組オリジナルキャストの回のパレード。 

轟さんの代わりにルキーニを務められた湖月わたるさんが、深々と、長くお辞儀をされたあの姿。そこには作品や出演者やスタッフの方々への敬意、そして30年という時間への感謝など、様々な想いが込められているように感じました。私も同じ気持ちでした。スマホを握りしめながら、大泣きしていました。 

そして最後に演出の小池修一郎先生が改めて登壇、さらに音楽のシルヴェスター・リーヴァイさんも登場、初演時の契約のお話に触れられたとき、胸がいっぱいになりました。懐かしい話は尽きないのに、時は進み、やがて終幕へ。その終幕もまた、涙でした。 

私が心から愛しているパレードでの終曲「愛と死の輪舞」。軽快にアレンジされた華やかなフィナーレ曲。♪この瞳が~ と始まるあのメロディを、偉大なオリジナルキャストの皆さまと、再び、スマホ越しながら一緒に歌えたことに感無量でした。

この曲は宝塚版エリザベートを象徴し、更に舞台の最後に舞台上と舞台裏と客席の全ての人が一体化する世界で唯一無二の宝塚ならではの幸せに満ちたパレード曲の中でも屈指の編曲だと思っています、まさか、あの凄絶な曲がこんな楽しい曲になるなんて、です。

恥ずかしながら、初演の初見時に魅了されてから、このパレードの愛と死の輪舞を客席で一緒に合唱するのが私の習慣でして、30年経っても無意識に歌う、相変わらずな自分にも感嘆しました。

配信で見た柚香トートも圧巻でした。
新公時代のキラキラしたトートのイメージが強かったので、最初は「少し旬を逃したのでは」と正直思ってしまいました。でも、それはほんの一瞬。舞台が進むにつれ、積み重ねてきた経験がにじむ演技に引き込まれました。妖艶で、孤独で、静かで、そして激しい。今だからこそ到達できるトート。役者としての“旬”は、むしろ今なのだろうと思い直しました。

チケット難民の私にとって、配信の存在は本当に救いです。
星風エリザも渾身の舞台で、想像を遥かに超える素晴らしさ。ハンドマイクのガラ仕様ではなく、本格的な通常公演でぜひ観たいと心から思いました。北翔フランツ、愛月ルキーニも、一言一言に魂が宿っていて、見応え十分でした。

観られなかった回も円盤化されるの祈っています。
公式Xに掲載された舞台写真3枚の選択もまた心憎く、「ああ、この3場面を見たかった」と感嘆しました。

30年という歳月を超えてなお、これほど多くの人の心を揺さぶる『エリザベート』。
大阪公演もどうか無事に、そして熱く、幕が上がりますように。
あの「愛と死の輪舞」のパレード曲が響き渡りますように。