8年前の今日(2021.9) | 肺癌ステ-ジ3B 余命16ヶ月って?(死んでたまるか!)

肺癌ステ-ジ3B 余命16ヶ月って?(死んでたまるか!)

2013年5月、突然の余命宣告。
残りの時間の過ごし方を考えかけたが、一縷の望みが有るならと、
その可能性にかけ思考転換。
癌との戦いに絶対負けない身体作りを心掛けて生活し始める。
開胸手術による後遺症等々・・・
嫁さんから与えられた10年日記を今、紐解きます。

8年前の今日  手術日

 

以下、過去ブロブより

 

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2013.9.9(月)

 

手術部の自動ドアを隔てて空気の張りつめた感をすごく感じる。

左へ2回曲がった突き当り・・・

 

手術室-1

 

大きな手術はこの部屋なのかな?

 

いよいよ手術開始。

以下、『まいこネット』より一部抜粋

 

手術台に横になり硬膜外麻酔チューブ留置後、全身麻酔導入、患者を右側臥位とした。

 

後側方切開を僧帽筋中腹まで切り上げて、骨性胸郭を露出。第7肋間前腋窩線上より11.5mmポートを留置。

 

胸腔鏡下にも確認しながら第5肋骨床開胸、第5肋間筋弁を確保した。

 

胸腔内に胸膜播種所見はなく、左舌区と上葉背側の胸壁浸潤部に癒着を認めた。

 

 

胸腔内を温生食で洗浄、Leak testを行い気管支断端瘻がないことを確認した。

第7肋間前腋窩線上のポート部より第6肋間を通して肺尖に20Fr直ドレーンを留置した。

 

第5肋骨離断部を肋骨ピンと2号Vicryl糸で修復。腹側の肋間を可及的に2号Vicryl糸で閉鎖した。

 

 

筋層を0PDS、皮下、皮膚を3-0PDSで埋没縫合して閉創、手術を終了した。

 


 

と言った経緯で手術終了。

 

 

手術時間;10:01-17:02 7h01min

麻酔時間;09:23-17:33 8h10min

 

17:30位に病室に帰還。

 

痛みは感じないが変に気分が高ぶっていたみたいである。

やたらと話していたみたい。声が出ている!

 

上葉気管支周辺リンパ節郭清と手術内容には記載されていたが気管は

傷つかず無事だったようだ。

 

執刀医のY医師が病室にこられた。

摘出した腫瘍を見せてもらいながら説明を受ける。

既に、摘出から時間も経過しておりその15cm四方に近い肉の塊は鮮血の

色は無く、ドス黒かった。

 

ただ、さっきまで体の中にあった私のリブが3本付いていたのをはっきりと

覚えている。

 

 

次に襲われたのが恐ろしいほどの悪寒。

震えが止まらない。

 

そうこうしている内に19:00 見舞い時間終了。

 

こんな日も無情にも家族と引き離される。

 

寝れるかな・・・

 

今日は改めてみんなに感謝。一人では生きていけない。

 

おやすみ・・・

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あれから8年

 

今日も無事目覚めました。

 

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