こんばんは、エイナです。

夜の仕事をしていると、

言葉より先に、その人の「選択」が目に入ることがあるわ。


どんな服を選ぶのか。

どんな時計を身につけるのか。

それだけでも、人となりは見えてくる。


でも不思議なことに、

一緒に時間を過ごすようになると、

いちばん本音が滲むのは“車”だったりする。


50代まで生きてきた男性にとって、

車はもう「夢」や「憧れ」じゃない。


誰かに見せたい自分でも、

若さの象徴でもなくて、


今の自分が、何を大切にして生きているかを

そのまま形にしたもの。

そしてもうひとつ。

車には、必ず“席”がある。


運転席にどんな自分で座りたいのか。


そして、


その隣に、どんな人を乗せてもいいと思っているのか。


今夜は、私の身近にいる3人の男性。


・白のアルファード × 経営者

・白のレクサスRC × 会社役員

・緑のレトロなミニ × 自営業


彼らが選んだ車から見えてきた、

仕事での立ち位置、人生観、

そして人との距離の取り方。


そこから見えてきた、彼らの生き方の輪郭について。



車は、男の「無意識」を乗せて走っている


白のアルファード×経営者



白のアルファードは、新車でおよそ600万~800万代。

維持費も含めて考えると、

年収1,500万以上の層が無理なく選ぶ車。

この車を選ぶ経営者は、派手さや自己主張を目的にしていない。


彼の人生観は、とても明確。

「守る事」。

社員、取引先、家族、信用。


自分一人の感情より、

全体が崩れないことを優先してきた人。

白という色は、威圧感を与えず、

それでいで“きちんとしている”印象を保つ色。


彼にとって車とは、成功の証ではなく

先人を引き受け続けてきた結果。


この人の人生観の核は

「失敗しないこと」ではなく、


「壊さないこと」。


挑戦をしていないわけじゃない。

むしろ、若い頃には無理もしてきたはず。


ただ50代まで生き残った経営者は、“勝ち続ける人”ではなく、「負けを致命傷にしなかった人」。


白のアルファードは、その集大成。

・大きい

・快適

・安全

・周囲に安心感を与える

・誰も傷つけない選択


この車を選ぶ時点で、

彼の中の優先順位は完全に決まっている。


自分の欲〈周囲の安定


深層で彼が一番恐れているのは、

「評価されないこと」じゃない。


“誰かを路頭に迷わせること”


社員が困る。

家族が不安になる。

取引先に迷惑がかかる。


その想像に、異常なほどリアリティがある。


だから、

・速さ

・刺激

・色気

を車に求めない。


それを求める場所は、もう別にあるか、

あるいは諦めたか。


白を選ぶ理由も、かなり象徴的。


白は、


“正解であり続けたい人”が選ぶ色。


黒ほど強く出ない。

派手色ほど感情をのせない。


常に“間違っていない自分”であるための白。




白のレクサス×会社役員

白のレクサスは、価格帯で

650万前後から800万代。


無理をすれば届くけれど、無理なく維持できるかどうかをきちんと計算する人が選ぶ車。



彼は、努力して、評価されて、ここまで来た。


でも、心のどこかに

「これで良かったのか?」という問いが残ってる。


白を選ぶのは、

“きちんとした”自分でいたいから。


派手すぎず、地味すぎず

社会的に正解な位置に立ち続けたい。

この車を選ぶ50代男性は、

アルファードの経営者タイプより

ずっと自意識が繊細。


RCを選ぶ理由は、

「成功してると思われたい」

でも

「成金っぽくは見られたくない」


この矛盾を、

かなり高いレベルで両立させようとしている。

レクサスというブランドが持つ

信頼性、品質、安心感。

そこにRCという

スポーツ寄りで、少し色気のある形。


つまり彼は、

品よく認められたい人。


仕事は真面目。

評価もそれなりに積み上げてきた。


でも心のどこかで、

こんな声が聞こえていないかしら。


「俺、まだ男としてイケてるよな?」


若さへの未練はある。

ただし、それを真正面からは出せない。


だから“若作り”ではなく、


大人のスポーツカーという

安全で賢い選択をするの。


プライドは高い。

ただし荒くはない。

人の視線や評価に、かなり敏感。



緑のレトロ・ミニ×自営業


緑のレトロなミニは、

状態にもよるけれど、300万〜500万前後。


年収目安は600万~1,200万。

年によっては1,500万の年もあれば、

500万の年もある。


数字だけ見れば不安定だわ。

でも生活満足度は、この彼が一番高いのかもしれない。

なぜなら、


欲しいものが少なく、

車は、資産やステータスではなく

「相棒」。

自然体な緑。

“自分らしさ”が車にも反映されているわ。


この車は、効率や合理性で選ばれるものではない。


小さくて、不便で、

燃費も悪い。

でも、“自分の世界観”を感じたい。

この人の人生観は、

「もう、無理をしない」。


競争や見栄に疲れ、

一度立ち止まった経験がある人。


貯金は多くないかもしれない。

でも本音は、

「まあ、何とかなる」って思ってる。


この余白が、人生の余裕になる。



男は、“選んできたもので”出来ている。


この3人は、

白のアルファード、白のレクサスRC、緑のレトロなミニ。
選んだ車も、立場も、年収も違う。

でも、深層で共通していることがあるわ。
それは──

彼らはみんな、車に“今の自分の居場所”
確認しにいっているということ。

アルファードの経営者は、

「俺は守る側でいられているか」


レクサスRCの会社役員は、

「俺はまだ選ばれる男でいられているか」


レトロ・ミニの自営業の彼は、

「俺は自分の世界観を大事にできているか」


誰も、ただ移動したくて車を選んでいない。
車は彼らにとって、

自己評価の置き場所。

だから男性は、
車の話になると楽しそうにする。

車は、
肩書きや年収よりも正直に、

「今の自分をどう思っているか」

を映すから。
男性を見るとき、

「何を言っているか」より

「何を選び続けてきたか」を見ること。

口では
余裕がある、覚悟がある、自由だと言う。

でも車を見ると、

・安定を最優先しているのか

・承認を欲しがっているのか

・自分の感覚を信じているのか


が、かなりはっきり分かるわ。

そして一番大事なのは、
その自己評価に、

あなたは乗せられていないかということ。

彼の不安を埋めるために隣に座っているのか。
彼の立場を守るために隣にいるのか。
それとも、
対等な人生の同乗者として選ばれているのか。

大人の私たちは、
「愛されたい」より

「どこに自分を置くか」を選べる年齢。

男の車は、
未来の約束じゃない。
今の彼が、何を一番大事にしているかの答え。

助手席に座る前に、
一度だけ見てほしい。

その車は、

あなたを“乗せたい”人生なのか。


それとも、

彼が自分を保つための装置なのか。


そこを見抜けたとき、
今の関係はぐっと楽になるわ。

無理に合わせなくていい。
頑張って理解しようとしなくていいの。

ただ、

自分がどの席に置かれているかを感じ取ってみて。


車は嘘をつかない。

そして、
人が選び続けたものも嘘をつかないわ。

次回は、
この3人の男性が

どんな女性を助手席に乗せたいと思っているのか。

それは好みの話じゃなく、
彼ら自身の自己評価の話——