ドライアイ👁や乾燥肌の原因と対処法
ドライアイや乾燥肌の原因は「陰陽のバランス」が悪いことによるもので、
「陰の気」(カラダの熱を冷ます)の機能が落ちているか、
「陽の気」が盛んであることが考えられます。
ドライアイや乾燥肌は近年ストレスの原因によるものが多く、さらには生活習慣病、夜更かし、食べ過ぎ、飲みすぎなどが重なることにより、陰陽バランスが崩れてしまい循環器やホルモンバランスに影響が出て症状が出てきます。
東洋医学の視点でお話しすると、
身体の体液を潤している体液を「津液」や「水」と表現していますが、
この「陰の気」のエネルギー低下や「陽の気」が盛んになることにより体液(血液以外のリンパ液、粘液、などの体液)が枯渇していきます。
体液、すなわち身体を潤う粘液の低下に繋がるので、ドライアイ、口が乾く、お肌のパサつき、シワ、シミ、便秘、目がかすむ、など粘液が減るので身体の潤いを担う「津液」の低下の現象が起きて身体に影響します。
これら身体の体質を詳しく説明すると長くなるので、分かり易くわけると2つになります。
①身体が冷えている→陰の気がおちている
②冷えはあまり感じなくむしろ熱い→陽の気が旺盛
この2つが大まかに根本の原因になります。
これらの陰陽のバランスを整える自己ケアが以下のツボになります。
<症状の対策>
ツボ
三陰交、合谷、お灸でケアして、晴明(眼がしらにある)はツボ指圧です。
もし常に身体に熱を感じている人は、「魚際」(ぎょさい)にお灸をして清熱をしましょう!
※魚際:親指のつけ根から手首までのふくらみの中、指のひっかかりを感じるところ。
視力低下は主に血流不足なので、しっかりと指圧とお灸で血液を眼球に行きわたらせましょう。
また乾燥の人の補足ですが、身体を洗う洗剤や衣類を洗う洗剤にも注意を払うと乾燥肌が緩和いたします。(マイナス電荷発生して静電気が出て乾燥肌になる)
さらに衣類も静電気が発生するのでお肌に合わない衣類(ナイロンやポリエステル繊維)はお肌が落ち着くまで避けましょう。
ドライアイや乾燥肌でも陰陽対極に症状があり、同じ症状でも原因が異なるのが東洋医学の未病を見分ける大切な問診です。
それぞれに合ったそれぞれの治療法で効果が上がるようにしましょうね