「股関節痛と腰痛」

 

日本人にも多いこの症状は日本人特有の骨格の形状にあると僕は考えていますビックリマーク

 

何かのお役に立てば幸いです。

 

 

 

1. 股関節の痛み

股関節の痛みは日本人に多く特に女性に多いのが特徴です。

原因は様々ありますが…

 

・関節リュウマチ

・怪我

・先天性股関節脱臼

・鼠経ヘルニア

・大腿骨壊死

・寛骨臼形成不全症(かんこつきゅうけいせいふぜんしょう)

骨盤の発育不全、年齢が重なると症状に出てきて運動障害になり発見されるケースも少なくありません。

・骨頭と臼蓋(きゅうがい)

スポーツや体重増加で軟骨がすり減り、痛みや運動障害が出る変形性股関節症

・骨盤の歪み

(股関節の痛みや両足の左右の長さのバランスが悪いと股関節に影響もでます)

 

 

股関節の大腿骨と股関節にある受け皿の形状が浅く年齢や怪我と共に、下肢や股関節周りの筋力が落ちて、股関節内の血流が低下して酷いと血流が途絶えて股関節内の組織が固まり、痛みがでたり酷くなると骨の一部が壊死することもあるようです。

 

また骨以外でも、股関節周りの軟部組織が硬くなると関節のアライメントがズレてきて、少し歩いただけで股関節周りや臀部に痛みが出てきます。

 

特に後天性の場合は、足首や膝のゆがみからも股関節の痛みは発生しますので、骨のアライメントを正すことが大切です。

 

股関節の痛みや可動域の低下により、歩き方も特徴が出てきます。逃避性跛行(痛みを回避する特徴的な動き)がみられます。

 

 

 

 

◎解決法

 

①    先ずは股関節周りの筋肉や軟部組織を緩め、柔軟性を付ける

 

②    股関節運動

・膝立て金魚運動←おススメ!

・合掌合蹠(がっしょうがっせき)運動←おススメ!

 

③    中殿筋鍛える、水中ウォーキング、固定式自転車、仰向け太ももの裏側にあるハムストリングスを鍛えて脚を伸ばしやすくする運動(ハムストレング、膝を曲げる力)

仰向けで両膝にボール(中殿筋の筋力アップ)

 

 

 

◎東洋医学視点

血虚、瘀血、水滞が起こると股関節や腰痛など様々な痛みを生じ、血流がわるくなる現象で、症状が進むと股関節の骨の変形が起こり、神経や血管が圧迫されて毛細血管の循環が障害さて痛みが生じ、低酸素になり流れが悪いのでムクミが出て更に圧迫が進み痛みがでます。が悪いとカラダに余分な水分が溜まり冷え、ムクミ、など起こります。

チェック方法→舌が歯形、膝下を押して瘢痕が残る。

 

 

瘀血:ストレス、食事(油もの、肉、揚げ物、)など生活習慣で血の巡りが悪くなりドロドロ血、粘度up、血の汚れなど。

身体中に酸素や栄養が運びずらいので、肝の動きも低下しやすく疲労感もある。

改善には血流を良くして綺麗にする事を中医ではこれを「活血化瘀」(かっけつかお)と言う。

食事やストレスがとても大切。血液を綺麗にスムーズにすること。

 

 

 

血虚:血の不足、血を補う事が必要で鉄分やビタミンC,大豆たんぱく質、

「肝は血を受けてよく視る」といい目に影響が出やすい。ドライアイ、視力低下、白内障、緑内障など。

改善方法:運動、入浴で汗をかく、鍼灸、マッサージ。食事はDHAサバ、カツオ、イワシ、アジ、EPAは血液をサラサラにする。玉ねぎ、ネギ、ほうれん草、海藻、キノコ類、大豆。

 

 

◎お灸

目的:冷え緩和と深部の柔軟性、

陽陵泉(足の小陽胆経):膝の関節痛、嘔吐、

陽→足の外側 陵→高いところ 泉→経気の集まるところ

環跳、坐骨神経、片麻痺、下腿知覚

風市、→風気が集まるところ、坐骨神経、片麻痺、下腿知覚

髀関ひかん(足の陽明胃経)下肢麻痺、筋委縮、股関節、髀は昔大腿骨を髀骨と言った。

 

 

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