愛憎は表裏一体。
自分が創り上げた愛情という虚像に勝手に盛り上がり、そして勝手に失望する。
好きだった先輩、尊敬していた師、愛していた恋人、そして愛情を注いで貰った肉親、、。
全てにおいて人は、自分の都合で他人を自分好みに創り上げる。
そして自分の思い通りに相手が動かないとがっかりし、憎しみの炎を相手にぶつける。
愛が深いほど大きいほど、その反動は倍増する。
私が好きだった人はこんな無神経な人だったのか、私が愛した人はこんなに嘘つきだったのか・・・。
人間は脆く流されやすく傷つきやすい。
一途な気持ちと言うのは自分にとっては危険。
だけど何回も何回も陥っては打ちのめされる。
だけど・・・
信じる気持ちを失ってしまったら、人は終わりかな、私も終わりかな、、と思う。
信じたいな。