久しぶりに、メルカリでレコードが売れた。
「リボンの騎士」 、言わずと知れた手塚治虫先生の名作。
これが私の、女子が男装をするかっこよさに目覚めた作品だった。
な、懐かしいねぇ・・・
この物語は、天使のいたずらで男の子と女の子の二つのハートを持ったまま、
サファイヤ姫が生まれてしまった事から始まる。
お姫さまなのに王子の格好をして白馬を乗り回す。
これは私の憧れ、、いやオンナの子みんなの憧れだろう。
違うだろうか、、。
女の子の中には男の子のカケラ、、
男の中にも、女の子の要素があるのだ。これはきっと間違いなく、、、。
その次にハマったのは 「ベルサイユのばら」 のオスカル。
これも、漫画の単行本を買っては読んでいた。
女性に生まれながらも男として育てられた、軍服姿の男装の麗人。
性をねじ曲げられた宿命を負った人生を強いられるオスカル。
その、男を超えようとする強さが逆に痛々しい。
彼女の凜々しくも危うい姿に、心奪われていた。
性別の逆転と言うのは、変身願望を満たしてくれる一番身近にあるパターンでは無いだろうか。
事実それを扱ったストーリィはゴマンとある。
男の子というのは自由でいいな、と小学生の頃思っていた記憶がある。。
多少なら汚くてエッチなことを言っても、あまりヘンに思われない。
女の子が言うと、オマエ女のくせに、、みたいな、今の時代だと性的差別ととられる
事をいわれてしまうのだから。
偏見かもしれないけど、男が女になるよりも、女が男性を装う方が断然素敵に思えてしまうのだ、私は。
これは何故なのか、、よくわからない。
かといって特に宝塚が好きと言う訳でもないのだけど。。
どうしてかな。。