老いは必ずやって来る。
誰にでも、着実に。
お金持ちにも、そうでない人にも。
エラい人にも、そうでもない人にも、平等に年月は過ぎていく。
そう、時間だけはどんな人にも公平だ。
長く生きていればエイジングは必然。
身体能力や判断能力が衰えてくるのは当たり前。
問題はそれを認めつつ、どう抗い付き合って行くか。
最近、連日報道される高齢者ドライバーの自動車事故。。
私も目撃したことがある。
ギアを間違えたらしい。駐輪場に突っ込んでいた。
70才を過ぎると年齢に比例して、自分は運転に自信があるから大丈夫、と言う人が
増えているそうだ。
この恐ろしくとんでもない勘違い。全般的な能力が下がっているのに大丈夫な訳がない。
自分はまだまだ大丈夫、と思う時点ですでに危険状態
の第一歩に踏み込んでいる。
免許をとってしばらくして運転に慣れてくると、車を手足のごとく使えるようになる。
私も自分の力が増強されたような錯覚に陥り、何時間も休まずのロングドライブをしたり、
峠道を攻めたりと、今考えるとかなりの無茶をしたように思う。
だけど年齢を重ねて来ると身体能力の下降と共に、運転する危険性を強く感じるように
なってきた。
高齢になり、体の自由がきかなくなっても、足先の力ひとつ、手のひらを少し動かすだけで、
1㌧もある車を走らせる事が出来てしまうのだ。
それを自分の力だと勘違いするのも無理は無い。
でもここはグッと冷静になって、一歩間違えると凶器となってしまうモノを扱っているという
事を自覚しなければ、、自分も含めて。
便利と危険は表裏一体。
「今回の文、エレミに任せたら、なんだかとりとめが無いわね。結局何が言いたいの?」」
「失礼な。 まあ、、私が言いたいのは、不公平な世の中でも時間だけは平等だって事よ。」
「えー、途中からズレているじゃん。」
”月下美人” パッチワークキルト
”エンジュとエレミ”は私の妄想世界の中の住人なのだけど、
外国人が書いているブログだと思われたのか、少し前に外国人専用法律相談事務所から
<いいね>がつきました。(笑)