人の数だけ、思考や好みの種類がある。

それぞれ性格が違う様に、考え方も行動パターンも千差万別だ。

 

先日、絵の仲間の飲み会で、自分の作品が認めて貰えない、、と言っている人がいた。

賞なんかも貰って居るのに。。

でも私は人から認められるより、自分が認めるモノが出来ればいいと

思っている。

だって自分と他人とでは、求めるモノや心に響くものが違うのだから。

理解して貰えないのは当然の事。

 

「今の流行に乗らなければ、売れないでしょう。」と、言われ、

「勿論リサーチはしますよ、でも迎合するばかりでは、はやりの後をついて行くだけで流行を

創れないですよね。」、などとよけいな言ってしまった。

 

まったく人生のセンパイに対して、若輩者の私が生意気な事を言ったモノだ。

酒の力は恐ろしい。

楽しい飲み会のハズが何となく険悪。。

そう、この日の私は何かささくれ立っていた。

普段だったら相手の主張を理解しようと努力するのだが、なんだか今日はとても

自分の意見を通そうとムキになって反論してたようだ。

・・結果、「アナタは私の言っている事を聞こうとしない、拒絶している。話す事がいちいち

カチンとくるんだよね。」、、と言われてしまった。

 

そんなつもりは無いのに、そうとられてしまった。

私は結構理屈っぽいし、議論好きだけど、相手と場所を間違えたようだ。

酒の席だし、相手もかなり酔っている。。根に持たれなければいいけど。

 

まったく、何がむずかしいって、人間関係ほど難しいモノは無いとさえ思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――人を理解するのは難しい。

    人を許すのはもっと難しい。

 

    そして一番むずかしいのは、人を変える事。ーーーーーー

 

 

 

お酒の席は発言に気を付けよう。

特に政治がらみや好きな球団の話は。。とつくづく思った夜だった。

 

次の日、

「夕べは酔いに任せて、年長の方に失礼な発言を連発してしまいました。申し訳ありませんでした。」・・というような内容のラインを送った。

そうしたら、「私こそ酔っ払ってしまって何を話したのか覚えていません。気にされているようでしたら本当にゴメン。。」

と、返って来た。

よかったぁ~。酔っ払い同士、あまり覚えていなくて、、

だけど相手が素面の時は余計な事を喋らないようにしなくては・・・・。