加納石人の書



通院の妻のコートの重そうな
石人の句
10×15cm 制作年不明

病院



ようこそ!
随風社 加納朱美です。

義父石人は
家庭人として、夫として妻を生涯
慈しみ尽くした男性です。

さまざまな見方も、感じ方もあると
承知しています。(特に妻本人笑い泣きチュー)

11歳年下の義母は、
いつまでも少女のような部分を
持っていました。

そう在れたのは、義父石人の
大きな傘の元で護られていたからだと
思えます。

その義母が51歳の時、難病が発覚し
余命3ヶ月と宣告されました。

(幸い当時の最新の治療を受ける事ができ
 80歳直前まで、息災でした。)

奇跡的に退院出来てからも、
毎月の通院が必須でした。
常に寄り添い、遠い道のりを
通院していました。

そんな冬の頃の情景が
目に浮かびます。

義父石人は、
2008.9.22に亡くなりましたが
最期まで義母を思い遣っていたと
私は確信しています。


愛


四国八十八ヶ所五十一番


寺名:  熊野山 石手寺
御本尊: 薬師如来
御真言
おん ころころ せんだり 
まとうぎ そわか

御本尊御詠歌
『さいほうを よそとはみまじ あんようの
てらにまいりて うくるじゅうらく』