加納石人の書 



鶴の死ぬのを 亀が見て居る
16.5cm×22.5cm

「俳諧武玉川」の十篇におさめられています。

カメ


ようこそ!
随風社 加納朱美です。

石人の作品には、
《武玉川と柳多留》から
お気に入りの川柳のセンパイ?の句が
あります。

私が武玉川にたどり着くまでに
時間がかかり、
買い求めた本を読み進めて
やっと
その洒脱な面白さに気がつくのは
更に先でした爆笑

1750年、江戸時代ですよねぇ。
江戸の人々の頓智やブラックユーモアの
切れ味に脱帽です。


そもそも
「武玉川」って?
 

川柳十七音形式の発端が『誹風柳多留』(初篇1765年)とされているのに対し、川柳十四音形式の発端は『誹諧武玉川』(初篇1750年)とされている。武玉川の編者は、慶紀逸(けい・きいつ)という俳諧の判者で、武玉川は俳諧の高点附句集である(ただし十六篇からは二世紀逸の編)。つまり、俳諧での前句を省略して附句だけを収録したわけである。その構成は、のちに『誹風柳多留』の手本になったといわれている。とはいえ武玉川は、附句一句を独立した文芸形式にしようと企図したわけではない、という見方がある。※川柳スープレックスの記事より引用※

《鶴は千年 亀は万年》

…確かに、亀の方が長生きしそうですもんね。



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四国八十八ヶ所四十九番


寺名:  西林寺 浄土寺
御本尊: 釈迦如来
御真言
なうまくさんまんだ ぼだなんばく

御本尊御詠歌
『じゆうあくの わがみをすてず そのままに
じょうどのてらへ まいりこそすれ』