加納石人の書



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念力のゆるめば死ぬる大暑かな
鬼城句



ようこそ!
随風社 加納朱美です。

またまた、季節外れの俳句作品です。
m(_ _)m

そして、自作の句ではなく
村上鬼城の作品です。

ではでは、村上鬼城とは?


 

村上 鬼城は日本の俳人、司法代書人。
本名は村上 荘太郎。 明治義塾法律学校中退。
正岡子規に書を送り、「ホトトギス」創刊後は
俳句、写生文を投稿。
飯田蛇笏らと並び、大正期前半の「ホトトギス」を支えた。
貧窮の境涯に根ざした諦観を詠んだ句が多い。
句集に『鬼城句集』など。
Wikipediaより


この作品を眺めていると

『うわっ、もの凄い気迫を感じるわ〜」

と、たじろいでしまいます。

ただただ、圧倒されるばかりです。



そこで、この句の鑑賞を調べました。


 

​もしかしたら、仮に命が絶え、
来世で生まれ変わってもまた自分は 
田を打っているのか。
違い観点でもとれる。
生まれ変わっても田を打っている
人間の誇らしさにもとれるのだ。

2016/03/12  LADY-KAMAA

上記の鑑賞文を見つけました。

輪廻を見事に表現していると

まとめられていました。


なるほど。。。

私自身は
《念力のゆるめば死ぬる》
の部分で、まなじりけっした鬼気迫る
緊迫感に圧倒されて
言葉も無く…が、正直なところです。

まだまだ修行が足りませんアセアセ