加納石人の書

 

 

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珍重

 

珍重 ちんちょう
 
  1.  珍しいものとして大切にすること
  1.  自分を大切にすること。手紙文で自重・自愛をすすめる語。
  1.  めでたいこと。祝うべきこと。
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ようこそ!
 
随風社 加納朱美です。
 
どっしりと太い書線が印象的です。
 
書作品というのは、
パッと見て閃くように感情が動かされるものと
じ~っと見続けないと響いてこないものがあると
思います。
 
 
芸術作品はみんなそうだと思うのですが、
作家の意図を理解するのは難しいし
真正面から対峙するには
相当の気合が要ると思ってきました。
 
 
ありがちなのが、世間で持ち上げられて
権威を得た方々が
その立場で解説したり評論した文章とかで、
そんな他者の言い分をそのまま鵜呑みにしたり
自分自身が感じた事を放り投げてしまったり
自分の好きを、他者の見解に委ねてしまったり…
 
 
自分の好きは、自分で決めていい!!
100人の人がいて、自分以外の99人が嫌いでも
自分が好きなら《好き》でいい。
 
 
私自身、義父石人が生きて来た軌跡でもある
《加納石人の書》を何年も見続けて来て、
そう思うようになりました。
 
 
時折、石人覚書を読んだり
雑誌に投稿した原稿を読んだりして、
石人の考え方を学ぶうち
どんどん自由になってきました。
 
 
「良いものはいいし、悪いものは悪い。」
同じ作家の作品でも、波はある。
 
 
自分の好きを、素直に味わうことを大切にして
いきたいですね (*´▽`*)