詠水江浦嶋子一首
24×39cm 制作年不明
長い文ですが…よろしければ
水之江の浦の島子を詠む一首 1740
春の日の霞めル時に 住吉(すみのえ)の 岸に出で居て 釣り舟の とをらふを見れば いにしへの ことぞ思ほゆる
水之江の 浦の島子が 鰹釣り 鯛釣りほこり 七日まで 家にも来ずて 海さかを 過ぎて漕ぎゆくに 海神の 神のおみなに たまさかに い漕ぎ向ひ 相とぶらひ
言成りしかば かき結び 常世にに至り 海神の 神の宮の 内のへの 妙なる殿に たづさはり ふたり入り居て 老いもせず 死にもせずして 長き世に 有りけるものを
世の中の 愚か人の 我妹子に 告りて語らく しましくは 家に帰りて 父母に 事も告らひ 明日のごと 我は来なむと 言ひければ 妹が言へらく
常世辺に 又帰り来て 今のごと 逢はむとならば この櫛笥 開くなゆめと そこらくに 堅めし言を 住吉に 帰り来たりて 家見れど 家も見かねて 里見れど 里も見かねて あやしみと そこに思はく 家ゆ出でて 三年の間に 垣もなく 家失せめやと この箱を 開て見れば もとのごと 家はあらむと 玉櫛笥
少し開くに 白雲の 箱より出でて 常世辺に たなびきぬれば 立ち走り 叫び袖振り 臥いまろび 足ずりしつつ たちまちに 心けうせぬ 若くありし 肌も皺みぬ 黒くありし 髪も白けぬ ゆなゆなは 息さへ絶えて 後つひに 命死にける 水之江の 浦の島子が 家ところ見ゆ
おはようございます😃
お越しくださり、ありがとうございます😊
幼い頃、何度もなんども
読み返した絵本の
浦島太郎とは違う
おはなしですが…
亀 🐢 登場しません
ゴールデンウィーク最終日
楽しいおやすみの日々は
あっという間ですね
子どもの日の翌日は
オトナの意地
で
古典など…

