東日本大震災から今日で１年。
忘れることの出来ない日。
福島県の中で、私の住む地域も大きく揺れました。
東日本大震災で亡くなられた全ての方へ心からのご冥福をお祈り致します。
危険を顧みず被災地に来て尽力して下さった全ての方へ
応援し、励まして下さった全ての方へ
心からの感謝と敬意を申し上げます。
あの日あの時、私は仕事中でした。
揺れていると感じてバックルームから売り場へ出て、お酒の棚を支えました。
次第に強くなる揺れはなかなか止まず…棚に並んでいた商品は落ちて、お酒の瓶も何本も割れました。
それからは沢山のお客さんが押し寄せて、買い物カゴには溢れんばかりの商品、レジには長蛇の列。
私の職場は奇跡的に停電を免れたのでお店は品物が何ひとつ無くなるまで…無くなってからも続けることは出来ました。
夢ではないのかと…
夢であればいいのにと…
ひたすら
不安と恐怖と戦う日々。
職場は停電しなかったものの、実家は停電。
食料品不足。
燃料不足。
続く余震。
原発事故。
早く今日が終わればいいと思うのに
明日が来るのも怖かった。
でも
私は自分の命も大切な人達の命も失うことはなかったんです。
亡くなられた人達を思えば、私は泣くよりもやらなければいけないことがある。
精一杯、生きなければ。
被災地で尽力されている方々もいる。
応援し、励まして下さる方々もいる。
だから、泣いている場合ではありませんよね。
苦しいのもちゃんと全部抱きしめて、それでも笑顔で歩けるように。
どんなに辛くとも決して自分の人生を否定だけはしたくない。
そんなことしたら、今まで出会った大切な人達や思い出も否定することになってしまう。
それだけは、絶対にしません。
どうか……被災された皆様が１日も早く笑顔を取り戻せますように。
心から、願っています。