今日の予定は夕方の資格講座だけ。午前中は溜まっていたドラマの録画を観て過ごし、家を出たのは午後3時前。何でこんな時間割にしたのか。




まともに他人と会話できない、芸能ネタはよくわからない、会話の輪に入れない。

サークルでは後輩の面倒も見れない、まともにバイトもしてない、自分に自信がない。

お金もない、買いたいものは買えない、家には本もゲームもあまりない。

自分の悪いところばかりが渦巻く。

「あんまりがんばるなよ」と自分を宥め、落ち着くまで個室トイレに15分。夕方の資格の講座へ切り替えた。





しかし、いざ授業になるとさっぱり頭に入って来ない。

どうも見たことのない単語ばかりで理解が追いつかない。

教師は「メールで質問対応するんで」と言いながら、「200人も相手してらんねーんだよバーカ」という態度(一部被害妄想)。

「今年こそは」と思っていたのに急に授業のスピード上げやがって糞教師。

しかも「私の授業よりも映像授業見たほうが良いぞ」と自虐をかましてきた。面白くねぇ。金返せ。





俺は何もできない。

サークルでまとめる力も、学力もない大学生。

無力。

そもそもこのブログも続ける意味あるのか?



何もかも投げ出したくなった。

このまま最果ての地まで行ってしまいたい。

今日は家に帰りたくない。








しかし、何だかんだ踏み止まった。


一杯のラーメンを頼んだ。


一先ず空腹を満たすために入ったH屋のラーメン。安さが売りだが品質も価格通り。



ただ、空腹と幸福感を満たすには十分だった。

豚骨スープの香りを味わいながら、麺をすする。

1口1口が、ただ「生きてる」って感じ。

「そうさ、俺はこのラーメンを食べるために生まれてきたんだああああ!!」

とは叫ばず、静かにレジで会計を済ませる。


学校を出た時は蒸し暑かっただけの空気が、店を出た後は風が爽やかに感じた。




そうは言っても、まだ現実は何も変わらない。何のアクションも起こせていない。

それでも、「生きているって幸せなことなんだな」と思った一日だった。