中学、高校で運動系の部活をやっていた人なら、一度は「体育祭の準備・片付け」に駆り出されたことがあると思う。組み立て式テントを立て、来客用の椅子を並べる。体育祭後はその片付け。あるいは競技中の進行役を勤めることも。



GWという長い連休に入り、各地では多くのイベントが行われている。
先週も今週もイベントを見に行ったが、それらのイベントでもまた、裏では準備や片付け・イベントの進行に奔走する方々がいるのも事実である。

イベントを盛り上げるのには欠かせない裏方の仕事。






先日新たな派遣会社に登録し、しばらく離れていたバイトに久々の参加。
私は運動系の部活をやっていたため、体育祭や部活動の大会の前日準備も行ったことがある。運動能力に自信はないが、その手の経験値や体力はそこそこあるはずだ。

そのため、正直なところ「要領はだいたいそんなもんだろ」とタカをくくっていたが、

椅子や机などの量が体育祭の比じゃない。

趣味や外出以外で長時間活動したのは久々だったこともあって、午前中で既にグロッキー。椅子や机を当たり散らしそうになった。それも、機関車トー◯スなら貨車に仕返しされて事故るレベルに(実際に何度か指を挟んだり荷崩れしかけたりした...)。



「誰にでもできる」と言われる派遣の仕事ではあるが、なんとなくやっていてはいけない。
中学高校では、体育教師に嫌というほど「時間を守れ」「連帯責任だ」と言われたが、その大切さを実感する場であった。

現場で求められるのは作業効率である。人が多けりゃ良いというものではないし、1人でも怠慢な動きをすると作業が終わらなくなる。私も『指示待ち人間』と化してしまったことがあり、注意されたことがあった。
怒られてムッとする前に、自分から聴くなり手伝うなり、まずは自分の行動を直していくことが大切である。(自戒の意味も込めて)


ただ休日に何もせずに家でゴロゴロしてネットを弄っていても、1銭も得しない。学業が疎かにならない程度ならば、アルバイトはチームワークや身体を動かす良い経験になる。