長年お世話になっている
係りつけ医の先生の髪型が
えらく変わっていた。
最近巷でよく見かける男性のお団子ヘア。
(下の部分はツーブロック風に
刈り上げてある感じの)
その先生もそれになっていた。
診察室に入った瞬間、へ?と思った。
年の候で言うと
50代前半ぐらいのその先生。
それまでは白髪まじりのぼさぼさヘア。
よく言えば牧歌的で、
身なりなどあまり気にしていないという
その素朴な感じが
逆に信頼できる感満載だったのだが、
今回雰囲気が取ってつけたような
ちょい悪おやじ風に激変していた。
クマオも同じ先生に診てもらっているので
さっそくクマオに話した。
「え~!!!!
そうなん!!
え?あの先生が??」
と、かなり驚いていた。
そう、
おおよそこれまでの先生としては
ありえない髪型なんだな。
さて、その先生、
私の検査結果を見て
「○○さん(私)、
ちょっとお薬変えてみましょか」
「あ、はい・・」
「変えたくないですか?」
「いや、別に。
先生がそう思われるなら、はい・・」
「う~ん、
ボクはね、○○さんの場合はね・・
かくかくしかじか・・・
かくかくしかじか・・・」
数分間先生の持論を聞く。
いつもなら、
「どうですか?」
「胸の音聞かせてください」
「じゃ、同じお薬出しときます」
「お大事に」
ぐらいだったのだが。
先生、診察も心なしかアグレッシブに
なってる?
だって今までもう何年も同じお薬やった
からさ。
「わかりました。
全然いいです。
お願いします。」
そう言うと
「○○さんなら許してくれると
思いました~」
はい?
許す?
患者側の私の許す許さないの問題か?
私、ふっと笑ってしまった。
いや、先生、ちょっとおもしろくも
なってる。
というか、チャラさが若干入って
きてもてる。
髪型ひとつで人間って
わりと変わるのかとちょっと
思ってしまったのだが、
意識の変化が先なのか
髪型の変化が先なのか、
はたまたもともとこういう人だったのか。
「知らんけど」な話。
チョコレートといっしょに
今回これをプレゼントすることにした。
敢えてのボールペン。
何か初めてのプレゼントって感じだけど。


