クマオと
当たり前に明日の話をする。
もっと先の話もする。
こうしたい。
ああしたい。
ここに行こうよ。
あそこも行きたい。
そんな言葉が
当たり前に口をついて
出てくる。
以前は思っていた。
そんなことができるのは
「あの彼女」だけの特権だと。
私は
いつもそのおこぼれに
預かるだけの立場だった。
だから
いまだに思う。
今の当たり前は
過去の私が
欲しくて欲しくてしかたなかった
ものだから
大切に味わっていこうと。
今朝。
休日出勤のクマオに
そぼろのお弁当。
「お弁当いる?」と
尋ねると
「あったら助かる」と返って
きた。
少々早起きしても
作ってあげたいと思う。
スプレーして
30分から1時間ぐらい
放置した後、
水で流すだけでスルスル
コゲが落ちた。
ブラシでこするとさらに
取れる。