苗字   7/30-1 | わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

わかっていたけど辛かった年下彼氏の裏切りとその後の話もろもろ

雨降って地固まり、
本日も歳の差カップル継続中。

離婚した時に

私は旧姓に戻さなかった。

 

理由はいくつかある。

 

私の旧姓は

別段変わった姓ではなかったが

元々私は何だか暗い気がして

好きではなかった。

 

その上旧姓に戻ることで

またあの保守的な家に縛られるような

気がして、

(気がしたというだけなのだが)

できればそのままでいたいと

その時はそう思ったのだった。

 

さらに

息子たちもそれぞれ10代になっており、

それぞれが現状の姓のまま(夫の姓)で

いたいと望んだというのもあって

(私だけが旧姓に戻るというのは

 息子たちを取られてしまうような

 それこそそんな気がして)

 

私はそこまで迷うことなく、

旧姓に戻るという選択を避けた。

 

よって私は今でも

元夫の姓を名乗り続けている。

そして今や人生の3分の2は

元夫の姓で生きていることになる。

 

 


 

 

 

そんな中、

最近仕事で名刺交換をした方が、

過去に元夫とつながりがあった方で、

私の苗字を見て、

「もしかしてあの○○さんの?」と

言われた。

 

「あ、おそらく、たぶん、はい・・」と

その場は濁したのだが、後でふと思った。

 

 

○○(旧姓)○○(名前)でもない

私は、

人生で運命のいたずらのように

出会った人(夫)の名前で

自分の人生を生きているとんだと

いう事実に、

改めて突如違和感を覚えてしまったのだ。

 

 

その元夫は外国暮し。

夫の父親も亡くなり、

兄弟姉妹とも縁が切れて久しい。

夫の母親の生死は今ではわからないと

いう状況に、

 

うまく言えないのだが、

自分のアイデンティティが

わからないようなそんな気もち。

 

 

そして

一度感じたその違和感は

日に日に大きくなっていくような

気がしている。

 

 

 

 

先日そんな思いをクマオに話した。

 

クマオは

「何となくわかる気がする」と

言ってくれた。

 

 

それから、

「○○(クマオの姓)になるか?」とも

言ってくれた。

 

 

それって

巷では立派なプロポーズの言葉に

なるのだろうが、

 

話の流れの中のことで

 

「う~ん、

 それも違う気がする」と言って

しまった。

 

 

 

旧姓にもしっくり来ず、

元夫の姓にも違和感。

○○(クマオの姓)を名乗ることには

さらなる違和感を覚える私は、

いったい何なのだろうと思ったと言う話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがすごくいい。