大切な人を守りたい | masaaki Suzukiのブログ

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2011年3月11日に発令された『原子力緊急事態宣言』は2021年現在も解除されておらず、今後100年は無理。大手メディアは政権とグル。
この基本が理解出来ないと言ってる事はわからない。

この気持ちは誰にでもあると思う。

一人でも多くの命が助かればという思いでブログなどを書いてきたが、価値観の違いを知るたびに現実の厳しさを思い知った。
身内でも同じ価値観ではない。
家族は誰一人としてこのブログは紹介しても読まない。
まあ若い頃に好き勝手やってきたので因果応報かもしれない。

それでもこれを読んでくれた人で、一人でも現実の問題として真剣に考え、そして被ばくを出来るだけ回避してもらえたらと言う思いで書いている。
何度も書いたが親が気をつけないと一番被害を受けるのは何の責任もない小さい子供だから尚更そう思う。

しかし原発の事故後に知り合った人など、数回しか会ってなくてもわかり合える人もいる。
不思議だが、話しが途切れても一緒にいるだけで心が癒されて落ち着く人もいる。
逆に何十年来の友人など価値観の違いなどから多くの人間が離れていった。
放射能の話しなど聞きたくないのだ。
離れていった多くの人間に共通する事は、放射能汚染の現実を見ようとしない人達だ。
そしてお金を増やすことこそが幸せと思う価値観の人達が多い。
福島第一原子力発電所爆発による放射性物質の拡散は言葉では言い尽くせない程に人類に膨大な被害をもたらしているが
自分の価値観を一変させた事だけがせめてもの救いだと思っている。
おそらく事故がなかったら自分の価値観は去っていった以前の友人達と同じく一生変わらなかったかもしれない。
いや友人達にも手遅れになる前にいつかわかって欲しいと思う。

こんな世の中になってしまったが来日したムヒカ元大統領のことばは考えさせられる。

『貧しい人というのは、ものを持っていない人のことではない。真に貧しい人というのは、際限なくものを欲しがり永遠に満たされない人のことである。』

お金がなくても空気がキレイな土地で、自然を楽しみながら同じような考えの気を合う人と暮らして食べていけるだけでいいと最近思う。
きっと今より数倍、心が豊かになって充実した人生を過ごせるだろう。

『ものを買うとき、人は金で買っているように思うだろう。でも違うんだ。その金を稼ぐために働いた、人生という時間で買っているんだ』

ムヒカ元大統領を呼んだのは誰か知らないが、もしかしたら日々貧困層が増えている日本人の不満などを少しでも解消される為に
支配層が利用したのではないかとも思ったが、少なくともムヒカ元大統領は尊敬出来る立派な人だと思う。


いつか空気なキレイな田舎で同じ価値観を持つ人とのんびり過ごせる日が来る事を信じて、今自分に出来る事をやるしかない。


質素に生きていれば、自由なんだ』

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