千葉県柏市道路土壌で18万ベクレル/キロ
大阪のTさんがボランティアでちらまで測定調査に来てくれて測定したものです。
本当は測定に同行したかったのですが今回はどうしても時間が合わずせっかく大阪から来て頂いたのに申し訳ない事をしました。
先月の話しですが帰りにここに寄って見せて頂いたビニール袋に採取した土はたった5g足らずでした。
LND7317で簡易的に測定してみましたら数値がバックグランドよりかなり上がりました。
ごく少量の試料でもGM管で十分に反応しました。
他にもTさんは数カ所のサンプルをお持ちでしたがおそらくこちらが一番高い数値だと思う。
2011年秋から沢山の土壌を測定してきたが記憶の範囲で3万ベクレル/キロ程度が最大値だったので汚染の現実は考えてたよりも酷くショックでした。
自宅周辺の空間線量が年間ミリシーベルト相当の価(毎時0.11マイクロシーベルトの放射線量率)を越えている場合には、
年間1ミリシーベルトを越える被曝を避けるための合理的な措置を実施するために必要な費用が、償の対象とされるべきである。
原発事故の影響が一定程度あると考えられる地域は、原則として上記費用は本件事故と相当因果関係のある損害と考えられ、その損害賠償請求ができると考えられる。
自ら除染を行った場合には時給相当分、マスクの購入費用、ペットボトル、(窓を閉め切りがちになったための)エアコンや空気清浄機の購入費用、それを運転するための電気代は、被曝を避けるための合理的な措置を実施するための費用である事を考えると加害者が電気料金を上げるなんてもっての他だ。
福島第一原発事故由来の放射能汚染かどうかはCs-134が検出される事で証明出来る。
半減期が約2年なのでCs-134が検出されればほぼ間違いない。
簡易的に空間線量を知りたいのであればβ線も測定出来るLND-712をお奨めします。
しかしCs-134の同定をしたいのであればiFKR-254がお奨めです。
更に微量の汚染を知りたい場合はiFKR-ZIP少し高価になりますがコストパフォーマンスは最も高いモデルです。
事故から3年経って今回のような高い数値が出る事を考えるとまだまだ測定が不足しています。
チェルノブイリにおける汚染地区域設定はこちらをご参照ください。
もっと測定を普及させてCs-134の同定を行いデータを積み上げていく事が現状を知る為には重要です。