1番軽いのは「キリ」ですね・・・

「イスノキ(ユシギ・ユス・ヒョンの木でマンサクの木)」
「ウバメガシ」
「オノオレカンバ」
「ヤエヤマコクタン(琉球黒檀)」・・・

以上の4種は「資料」や「その木材を利用している団体」などにより見解が別れているものの、おおよそ「日本一硬い木材」として記載されていることが多い木材です・・・

しかし上記4種とも「気乾比重の平均値」が「いかほどの個体や部位を用いた検体から算出されているのかは不明」ではあるものの「確かに硬い木材として使われている部分が特定の産業の中の国産材としては一番硬い木材」ではあるのです・・・

ちなみに「ヤエヤマコクタン(琉球黒檀)」の場合は「気乾比重0.72」という材があることも「気乾比重の下限値(全体の検体数と部位不明)」として記載されたりしています・・・

「イスノキ(ユシギ・ユス・ヒョンの木・マンサクの木)」だと「焦げ茶色から茶色の芯材を持つ個体が生育する」九州以南の人間かその材を利用した「木刀や空手武具や三線(奄美三味線)か薩摩琵琶」などを使用する人間位しか全国的に「硬い木材」としては知られていませんよね・・・

「ウバメガシ」や「オノオレカンバ」から「三線(奄美三味線)」を作ろうとする人は「趣味人くらい」しかいないかと思います・・・

建材にはよくある「圧密材」などもありますが、どんな木から採れた「木材」にも「個体差があり」、しかも木材となる木の幹の「真密度は1.5」なんですよね・・・

「真密度」とは「木竹(木や竹)類の材の繊維が含む空気や水分を全く含ない状態で固まった場合の木竹類の真の密度」を指します・・・

樹脂や樹木から採れた液や幹から精製した薬液などなら「比重は均一化」出来るんですが・・・

自然の材だと「そのモノを扱うプロ」にしか分からない・・・

それが真実だと思います・・・

だから私は強く言いたいのですが・・・

「新しい三線(奄美三味線)を買うなら、三線(奄美三味線)を製造販売している伝統工芸士さんや作家さんのお店に行こう」なんです・・・

「同じ材でも硬い木材や軟らかい木材を適切に使い分けて適正に販売している作家さん」こそ重要なんです・・・

先の
「イスノキ(ユシギ・ユス・ヒョンの木・マンサクの木)」
「ウバメガシ」
「オノオレカンバ」
「ヤエヤマコクタン(琉球黒檀)」
の4種は間違いなく「国産材としては一番硬い部類に入る木材」ですね・・・

そのうち
「イスノキ(ユシギ・ユス・ヒョンの木・マンサクの木)」
「ヤエヤマコクタン(琉球黒檀)」
両方を扱うのは「三線(奄美三味線)店」か「武具店」のみです・・・

やはり「三線(奄美三味線)のことは三線(奄美三味線)を作っている店」に聞くのが一番だと思います・・・

やはり、「三線(奄美三味線)店」さんを信用することも大事だとおもいます・・・