区別出来ていない人が多い気がします・・・

ためしに「沖縄県三線製作事業協同組合」のホームページを見てみてください。

「伝統産業品マーク付きの証紙が添付された三線」が販売されています。

値段はそれぞれ80万円超えです。

証紙にはQRコードが付いており、それを読み込むことで全ての素材や工程に於ける技法の情報などが記載されています。

これは、明確に「美術品としての価値のある三線」です。

私の知る某名工は、「作者の造詣の価値を見るなら棹に漆なんか塗らなければいいんだよ」と言われていました。

一方の私は専ら「実用品の三線」で充分です。実用品としての三線でも良い黒檀製なら30万円とかそれ以上の価格が付けられているものもあります。

それなりの装飾もしますし、結構維持費もかかります。

「一生に一度は持ちたい家宝級の三線」ともなれば美術品的価値が重視されてしかるべきだと思います。

先の名工曰く「実用品の三線でも棹の材質が確りしていれば、美術品としての価値のあるものにする事は出来る。金はかかるが。」とも仰られていました。

上記の話を信じるか信じないかは、
あなた次第です!!

でも本当に三線ぐるりには都市伝説のような話が多いですからね。

全ての三線店は「セキルバーグカフェ」くらいに思っておくのも手かも知れませんね。