週末、主人が映画にでも行こうか?っと。
過去作の上映がまだまだ多い中、金曜日に公開されたばかりの「エジソンズ・ゲーム」を。
 
 
1880年代、発明家トーマス・エジソンと実業家ジョージ・ウェスティングハウスによって
繰り広げられた“電流戦争“の実話が映画化されています。。
直流vs交流って聞いたことはあるけど、実はよくわかっていない私ですが、
アメリカの送電線システムのビジネスバトルが丁寧に描かれており、とても興味深い作品でした。
 
ドラマチックな盛り上がりはなく、ただ淡々と物語は進んでいき、
人間ドラマとかはあまり感じないけど、知的好奇心は満たされる面白い映画でした。
Based on a true story (事実に基づく)ではなく、Inspired by a true story (事実にインスパイアされた物語)
なので、脚色はあるでしょうけど・・・・・
アメリカの死刑執行に電気椅子が採用されるようになった経緯なんかも興味深かったです。
まさかエジソンが絡んでたとは。
 
タイトルの「エジソンズ・ゲーム」はイケてなさすぎます。
原題の「The Current War」でなきゃ・・・
偉人伝とはまた違う人間エジソンが描かれていました。
マイケルシャノン演じる実業家ウェスティングハウスがいい人。
人の世のため技術の進歩のため、エジソンと手を組んで仕事がしたいなんて。
テスラ役のニコラスホルトがイケメンで♥♥
電力戦争にテスラが絡んでるとは知りませんでした。
そしてニコラ・テスラこそが真の天才、かつ変人だったなんて。
「未来を明るく」するための電力競争
こういう人たちがいたから、今のような便利な時代になったと思うと頭が下がります。
 
 

 
1800年代を舞台にした作品を続けて観ることに。
先日観た「ハリエット」も、「エジソンズ・ゲーム」も。
そしてこちら「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」も。
若草物語が発表されたのは1868年。
時代を超えて読み継がれる物語が映画に。
それぞれ個性的な4姉妹の思春期から大人になるまでを
過去と現在、時系列が入れ替わりながら、家族愛・恋愛観・女性の社会的地位を織り交ぜ
ストーリーがすすんでいきます。
 
子供の頃、若草物語を読みましたが、中味はうろ覚え。
映画を見ながら、4姉妹の性格とか、エピソードを思い出してきました。
この感じ、この雰囲気懐かしい。
田舎の風景や衣装、町並みなど映像がとっても綺麗で、見ているだけで楽しいです。
「結婚だけが幸せではない。だけど、すごく寂しい」と言ったシーンは心にぐっときました。

そして、ローリー役のピーター・ローフォード。
素敵すぎます。胸打ち抜かれました。
本当にイギリスの貴族出身だって・・・・・
 
映画館で見る映画、やっぱりいいですね。
”困っていたら分け与え、怒りに身を任せず、愛を教わる”
心にとめておきたいな。