パナソニック汐留美術館で開催中の『ラウル・デュフィ展』
  *特別な許可をいただき撮影しています*
 
 
デュフィと言えば、フランスの色彩の魔術師。
明るい色使いの絵画作品に、元気をもらうことが多かったです。
 
 
 
 
生きる喜びを感じられるかのような作品というイメージでしたが、
初期の頃はこんな作品も描いていたようです。
     ↓
 
人物のインパクトに目が釘付け。
 
 
絵ももちろん素晴らしいのですが、この展覧会。
サブタイトルに”絵画とテキスタイル・デザイン”とあるように、
展示作品151点のうち絵が16点。
デュフィがファッションの世界に遺した足跡を辿る展覧会になってます。
画家としてのデュフィしか知らなかったので新鮮でした。
 
 
よ~く見ると、子鹿を手に持った人がいたりと芸が細かいです。
 
 
デュフィの動物柄が可愛くて、キュンキュンしながら見ちゃいました。
布地用の版木も、なんだかオシャレ。
 
 

 

テキスタイルとデザイン原画が並んで展示されていたり、
衣装とテキスタイルが並んでいたり、
絵がさりげなくあったりと演出がにくい。
 
 
足下もお花が投影。
さすがパナソニックです。
 
 
 
ポール・ポワレ原案のドレスをモンジ・ギバンが制作した衣装。
デュフィのモードとの出会いはポール・ポワレがきっかけだったそう。
 
 
 

 

テキスタイル・デザインをこれでもかと堪能しちゃいました。
華やかな衣装たちにうっとり~。
布上にひろがる色彩マジックにクラクラ。
100年近く前のデザインだけど、今でも着たい~ってなっちゃう。
実際にビアンキーニ・フェリエ社と組んでデザインしたテキスタイルは
今も使われているって。。。。
 
最後のコーナーは「マイ・フェア・レディ」の舞台衣装として今年制作されたものが。

こちらは撮影OK。

 
 
グッズも華やか。
ハンカチは学芸員さん曰く売り切れるかもって。
 
 
オシャレの秋にふさわしいファショナブルな展覧会に心満たされました。
また足を運びたいな。
 
 

 

ラウル・デュフィ展 絵画とテキスタイル・デザイン

会期: 20192019年10月5日(土)〜12月15日(日)

開館時間: 午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)

  ※11月1日(金)、12月6日(金)は夜間開館 午後8時まで(ご入館は午後7時30分まで)

会場:  パナソニック汐留美術館