国立新美術館で、世紀末のウィーンに浸って、次の国際フォーラムまで時間待ち読書してます。

「「連動」する世界史 19世紀世界の中の日本」
岩波書店のシリーズの1冊なんだけど、面白かったー。
日本史と世界史は結びついてると、ずっと思ってきたけど、まさにそう。
1840年~1910年の国際関係から、日本を位置づけて語ってます。
クリミア戦争が東アジアに緊張緩和をもたらした、ボスニア・ヘルツェゴビナと韓国併合等、視点が新鮮でした。
バルカン、中東、アフリカ、アジアの情勢から幕末、日清・日露戦争を俯瞰すると、ホォーっとなります。

「恋するディズニー 別れるディズニー」
TDLの攻略本を書いてらっしゃる堀井憲一郎さんが、TDLを通して考えたジェンダー論。
軽ーく読める文庫本。
“男は頭で動くが女は感情で決める傾向がある” 
まさにその通り。
「話を聞かない男、地図を読めない女」や「妻のトリセツ」でも書いてありました。
”ディズニーでは王子様の存在感が薄く、王子はヒロインを幸せにする触媒に過ぎない”
なるほどー。
“かわいい”の意味を掘り下げたり、具体的ディズニーデートの例が書いてあって楽しく読めました。
男性は混沌とした世界を整理して組み換えるけど、女性はそのまま受けいれるか。
男性だけでは幸せになれないんだよ。
うふふ、主人に教えてあげよー。

さあーて、本も読んだし、ちょっと小腹に入れて、クイーンのオーケストラコンサートに出かけてきまーす。👜🎵✨