東京ステーションギャラリーで開催中の「吉村芳生 超絶技巧を超えて」
超絶技巧と言えば、明治工藝。
”超絶技巧を超えて”って何?と、思い立って入ってみました。
 
展示は3章仕立て。
<ありふれた風景>から
入ってすぐに、がつ~んとやられちゃいました。
これ鉛筆だけで書いてるのってのは序の口。
最初は、「365日の自画像」から。
1年間、毎日写真を撮り9年かけて絵にしたとか。。
こんなこと、よく考えつくし、実行できるなとただ驚き。
 
「ドローイング 新聞ジャパンタイムズ」も、新聞をこんなに完璧に写す~と驚いたけど、
3章の<自画像の森>の「新聞と自画像」 
新聞紙の上に自分の顔を描いたのと思いきや、新聞まで描いてる~~~びっくりびっくりびっくり
活字は勿論、広告や写真、イラストに天気図まで、完璧に再現!!
確かに超絶技巧を超えちゃってます。
 
「ジーンズ」という作品は、作品とともに、製作途中のプロセスも展示されていました。
元の写真を小さなマス目に分割し、マス目に数字が書き込まれています。
10段階の濃淡をつけて、それをひたすら紙に描き写していく。
考えるだけで、途方にくれそうです。
 
3階から2階に降りると、そこは2章<百花繚乱>の世界。
色鉛筆を使って描いた花たちに囲まれて花畑の中にいるよう。
精緻な描写は変わらず。。。。
写真かと見まがうようです。
会場内の椅子に座って、ケシと藤、秋桜を眺め、
その空間に身をおいてるだけで心地よくて。。。。。
 
その先は、また驚きの世界。
3章の<自画像の森>
「新聞と自画像」 もビックリだけど、40mにわたって展示されている「新聞と自画像 2009年」
1年間、毎日休まずその日の新聞に自分の顔を描くなんて、尋常じゃありません。
 
もうただただ圧倒される展覧会でした。
ムンクやフェルメール、ルーベンスもいいけど、こちらのほうが私的にはインパクト大ニヤリニヤリ
最近は、図録を増やさないようにと心がけているんだけど、ついお買い上げしちゃいました。
 
 
東京ステーションギャラリー、なかなかの展覧会を打ち出してくれますね。
年をまたいで、来年20日までの展覧会。
絶対、あと2,3回は足を運ぼうと思ってます。