「浅井忠」と言うと、すぐに洋画が頭に浮かび、日本洋画壇の先覚者ってイメージ。

でも、それだけじゃなかったんです。

京都で図案家として素晴らしい作品を残し、教鞭をふるい、後進の育成にも努力し、

京都の工芸界に新風を吹き込んでいたのです

そんな浅井忠の残した精神、京都工芸繊維大学の美術コレクションと

彼らを支援した住友家ゆかりの作品が展示される

「浅井忠の京都遺産 京都工芸繊維大学美術コレクション」 展 

六本木の泉屋博古館分館で9月9日(土)~10月13日(金)まで開催されます。

 

 

泉屋博古館分館さんのご厚意で、一足お先にブロガー内覧会にお邪魔させて頂きました。

会場内のお写真は、美術館より特別に許可を頂いて撮影しています。

 

展示は3章で構成されています。

 

Ⅰ .はじまりはパリ、万国博覧会と浅井忠

ミュシャの「椿姫」がぱっと目に飛び込んできました。

その時代を代表する人々を紹介するポスターが並んでます。


 

ティファニーのガラスの製品、とても綺麗な色の作品がずらっ~。

素敵です。

 

 

幻燈写真が映されていました。
万博と同時代のパリの様子です。
この時代にトリップしたような感覚になります。

 

ジョージ・ル・ロワ、ジョナルイ等、浅井が教材として持ち帰った作品の美しいこと。

ため息でそうなほど・・・思わず見惚れちゃいます。

 



Ⅱ.浅井忠と京都洋画の流れ


フランス時代の浅井忠の絵や、京都に居を移して描いた作品に、
鹿子木孟郎、霧島之彦たちの絵が並んでます。




大津絵に関心を抱いた浅井忠、

その影響を受けた?<鬼ヶ島>

 


 

宝を差出し、額を地につけて謝る鬼たち。
ちょっと強面の桃太郎。

洋画とはまたちがった魅力の浅井忠の絵です。


 

ソファ~に座って、絵をボォ~ッと眺めるって、ほんと幸せ。

ここの美術館のソファーは、まるで自分の家でくつろいでいるかのような錯覚に。

我が家は、こんな立派な作品はないですけど。。。

 

Ⅲ .図案家・浅井忠と京都工芸の流れ

 

この章がいちばん惹かれました。

色んな図案を描いて、それを工芸作家たちが作品に。

これなんか最高。



ブヒブヒ、猪さん。原画もブヒブヒ可愛い。

お隣に朝顔蒔絵手箱、螺鈿の朝顔が綺麗。

エジプト壁画をモチーフにした図案の湯呑みがあったり、

たまりません~。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ


清水六兵衛とのコラボの作品も 5代清水六兵衛 草花絵替り蓋付向付

それぞれ、図案が違っていて可愛い❤

 

七福神の菓子器も

 

 

どれも素敵すぎます。
 Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

板谷波山の大壺もありました。



さすが、美しい。

キレイな物を見せて頂きましたって感じです。
三浦竹泉の葱翠磁は、ミント色で爽やか。

 

ミュシャの作品図案集もありました。

 

もう、ずっとこの空間に身を置いておきたいなって思わせられます。

 

 

期間が1ヶ月あまりとタイトな展覧会ですが、是非是非見て損はない

満足いく展示です。

110点、堪能してきました。

 

 

 

 

 

特別展 「浅井忠の京都遺産―京都工芸繊維大学 美術工芸コレクション」

会期
 9月9日(土)~10月13日(金)。
 月曜休館。ただし9月18日、10月9日は開館、9月19日(火)、10月10日(火)は休館
会場  泉屋博古館分館(東京都港区六本木1の5の1)
 入館料   一般800円、高大生600円、中学生以下無料