山と海~「おかえりモネ」から~ | 西條成男の「あるがまま」人生~比叡から神宮へ~

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比叡の里坂本で生まれ、育ち、そして今神宮に心を寄せる日々をあるがままに綴ってみたいと思います。

こんにちは。

 

今日は山と海について記事を書きます。

 

朝ドラ(視聴するのは昼ですが😄)「おかえりモネ」の中で

 

さやかさんが、「山と海」について主人公のモネに

 

「山と海はつながっている」と話して

 

聞かせる場面があります。

 

山と海はつながっているには大いに賛同します。

 

 

山も海も大事だということ、その為には人間が

 

意識的に継続して山と海を守り続けていくことだと

 

理解しました。

 

           伊勢神宮神路山

 

理科の教科書にも掲載されていて覚えている方もみえるでしょう。

 

山に降った雨が山の土壌に染みわたり、

 

山の木々や草花の根っこを潤し

 

大地に積もった枯葉や岩石の間を流れ、

 

土壌の中を水が濾されながら時間をかけて

 

地表に湧き出る。そして一滴の水が集まり、

 

小川になり途中、野菜や果物、お米などを

 

の水を利用して作られています。そして

 

小川はやがて下流域では大河になって

 

海に流れ出ます。

 

     清流「五十鈴川」     五十鈴川の水で野菜や果物を

                       育てている

 

五十鈴川の水でお米を作っている    五十鈴川と海の水を利用して御塩を

                        作っている(塩田)

 

 

流れ出た水には栄養素がいっぱいで、


海に豊富なプランクトンを発生させ、それを餌に

 

魚をはじめ海産物や海の生き物が集まります。

 

海に流れ出た水は、水蒸気となって蒸発し、

 

雲となって地表に再び雨を降らせます。

 

 

この循環が太古の昔から繰り返されてきました。

 

だから山の木を無制限に切ったり、反対に手入れを

 

怠ったりすると山は荒れ、保水力を無くします。

 

その結果下流地域の水害を起こしたりしてしまいます。

 

また海には栄養素の乏しい水が流れ、魚や海産物も

 

あまり取れなくなってしまいます。さらに海では

 

最近、プラスチックごみの弊害で危機的状況に

 

陥っています。

 

 

地球温暖化を抑えながら自然を守ることが

 

ますます大事になってきています。

 

これからも「山と海」を意識していきたいと思います。

 

 

*追記

 

我国では昔から海を守る神様は、海の近くだけでなく

 

山の上の神社やお寺にも祀られていることがあります。

 

伊勢鳥羽で言えば、鳥羽の青峰山正福寺があります。

 

奈良時代に僧行基によって建立されたお寺です。

 

毎年1月18日(旧暦)に海上守護のお祭りが

 

盛大に行われます。



   青峰山正福寺山門       船ののぼり旗が掲げられた

                     お祭り当日

 

 

大暑は過ぎましたが暑さがまだまだ続きます

熱中症には気をつけましょう。😆

 

 

西條成男の「あるがまま」人生~比叡から神宮へ~を

読んでくださりありがとうございます。