僕は趣味らしい趣味がない男でした。いえ、好きなことがあったんです。映画も好きだし、ドライブも好きだったし、読書も好きだし、寝るのも好きだし。気持ちのいいことならばたくさんあるけれど、趣味と言われると何が趣味なのかわかりません。なので「特に趣味はないです」と答えてきました。
特技もないです。あるといえば、34年間童貞だった挙句、成人式の日に、激安ソープの不人気嬢で童貞を捨てたことを堂々を暴露している厚顔無恥なところくらいです。これは立派な特技だと思ってます。プライドなんてもうどうでもいいですから。そんなもん持ってても屁の役にも立たないですから。34年間のオナニー生活ですから。
ですが、これから趣味のひとつくらいは持っておこうと思いました。人づきあいをするにあたって、趣味のひとつも答えられないようではいかんのじゃないかと感じたもので。
男になる前に人間を磨かなきゃいけない、と思ったもので。こんな単純なことに、30半ばでようやく気づきました。遅れてますが、これもまあ、いいかも。
恋愛沙汰の絶えない同僚が不思議でしょうがありません。ちなみに女性です。外見はたしかにそれなりに可愛いけど、別れてから比較的早い段階ですぐに彼氏ができてしまうんです。これがまったく僕には理解できませんでした。
こちとら、30年以上生きてきたっていうのにまったく女っ気がない。異性のいの字の気配すらない。それなのに、彼女はどうしてそんなにいとも簡単に異性とくっつくことができてしまうんだ。そのシステムがまったくわからない。と、思ってました。
年齢や異性は関係なく、これは社交性の問題でした。彼女はとても明るい性格で友達も多いです。携帯の着信音はしょっちゅう鳴ってるし、電話で話すこともすごく多いです。こっちは着信音すらろくに鳴りません。むしろ、鳴らないほうが気楽でいい、なんていうふうにすら思います。いえ、負け惜しみじゃなく。一人に慣れてしまったあまりに、自分の生活を乱されたくないという思いがあるのは事実です。これもずっと童貞だった理由のひとつなんでしょうね。
彼女ほど友好関係を広く持てたら、きっと僕もそれほど苦労せずに彼女ができてしまうようになるんでしょう。ということは、まずは友人をたくさんつくることから始めるのがいいか。それも男友達と女友達両方を。
こちとら、30年以上生きてきたっていうのにまったく女っ気がない。異性のいの字の気配すらない。それなのに、彼女はどうしてそんなにいとも簡単に異性とくっつくことができてしまうんだ。そのシステムがまったくわからない。と、思ってました。
年齢や異性は関係なく、これは社交性の問題でした。彼女はとても明るい性格で友達も多いです。携帯の着信音はしょっちゅう鳴ってるし、電話で話すこともすごく多いです。こっちは着信音すらろくに鳴りません。むしろ、鳴らないほうが気楽でいい、なんていうふうにすら思います。いえ、負け惜しみじゃなく。一人に慣れてしまったあまりに、自分の生活を乱されたくないという思いがあるのは事実です。これもずっと童貞だった理由のひとつなんでしょうね。
彼女ほど友好関係を広く持てたら、きっと僕もそれほど苦労せずに彼女ができてしまうようになるんでしょう。ということは、まずは友人をたくさんつくることから始めるのがいいか。それも男友達と女友達両方を。
まずは出会いを増やさなきゃいけないというのはわかるんですが、それならどうやって増やすかを考える段になって、まずは絶対に僕にはできないことがあります。ナンパです。知らない女性に声をかけるなんて、絶対にできません。恥ずかしいし、かなりの確率で無視されるだろうし、成功して話をしてもらえたとしてもドギマギして情けないところを見せてしまうだろうし、話が続いたとしてもその先に連絡先交換をするタイミングがわからないし、交換できたとしてもそこからどうすればいいのかわからないし……と、延々に続きます。
男だってのに情けない、と言われればそれまでですが、とにかく僕にはナンパはできません。不向きです。向いているかいないかと言われれば、間違いなく向いていません。
それならできるだけ自分に合ったやり方で出会いを増やせばいいわけでして、自分にできそうなのはなにかといったら、ネット経由です。出会い系やSNSなどで、少しずついろんな人と交わるようにして、友達も増やして、その延長線上に彼女や恋人という存在があるんじゃないでしょうか。
そもそも今の自分は人間関係そのものに慣れていないから、まずはそれに慣れることから対処していけません。物事には順序ってもんがありますから。
この順序を無視して性欲に走ると、サクラに騙されたりネット詐欺に引っかかったりするんだと思います。それはそれで一つの学びでしょうから、否定はしません。が、進むのならば健全な道を進みたいので、まずは知り合いを増やすことから、なんでしょう。
男だってのに情けない、と言われればそれまでですが、とにかく僕にはナンパはできません。不向きです。向いているかいないかと言われれば、間違いなく向いていません。
それならできるだけ自分に合ったやり方で出会いを増やせばいいわけでして、自分にできそうなのはなにかといったら、ネット経由です。出会い系やSNSなどで、少しずついろんな人と交わるようにして、友達も増やして、その延長線上に彼女や恋人という存在があるんじゃないでしょうか。
そもそも今の自分は人間関係そのものに慣れていないから、まずはそれに慣れることから対処していけません。物事には順序ってもんがありますから。
この順序を無視して性欲に走ると、サクラに騙されたりネット詐欺に引っかかったりするんだと思います。それはそれで一つの学びでしょうから、否定はしません。が、進むのならば健全な道を進みたいので、まずは知り合いを増やすことから、なんでしょう。
ある職場に、定年退職した先輩がいました。彼は実は経営者で、会社はすでに子供に 任せ、悠々自適の生活をしてました。ですが、家にこもっているのがどうしても苦手で、体を動かすために肉体労働の職場にアルバイトとして就職したのだということでした。非常にエネルギッシュで、60歳とは思えないくらいに元気な先輩でした。
経営していた頃は、当然収入もかなりのものだったそうで、女遊びもかなりやったのだそうです。風俗に通うなどというレベルではなく、大金をかけて複数の女をハーレム状態ではべらせるなんて序の口。もうありとあらゆる性的快楽を味わい尽くした、と言ってました。
それを聞きながら、また僕は劣等感に苛まれたものです(笑)。
印象的だった言葉は、「もう、まったく悔いがない」というセリフでした。「やるだけやったから、やりつくしたから、こうしておけばよかった、っていう悔いがない」と。ちなみにこれは遊びに関して、です。
すごい、と思いました。憧れました。遊ぶことがすごく苦手だった僕としては、冗談ではなく憧れました。悔いが一切なくなるまで遊びつくせるという事実にも気が付かされました。自分もそうなりたいと強く感じました。
思い返せば、あれが発端だったのかもしれません。
経営していた頃は、当然収入もかなりのものだったそうで、女遊びもかなりやったのだそうです。風俗に通うなどというレベルではなく、大金をかけて複数の女をハーレム状態ではべらせるなんて序の口。もうありとあらゆる性的快楽を味わい尽くした、と言ってました。
それを聞きながら、また僕は劣等感に苛まれたものです(笑)。
印象的だった言葉は、「もう、まったく悔いがない」というセリフでした。「やるだけやったから、やりつくしたから、こうしておけばよかった、っていう悔いがない」と。ちなみにこれは遊びに関して、です。
すごい、と思いました。憧れました。遊ぶことがすごく苦手だった僕としては、冗談ではなく憧れました。悔いが一切なくなるまで遊びつくせるという事実にも気が付かされました。自分もそうなりたいと強く感じました。
思い返せば、あれが発端だったのかもしれません。
時々、やたらと不安になることがあります。自分の女性経験の少なさがばれてるんじゃないか、と。いえ、たぶんバレてます。こういうことは隠せるもんじゃありませんし。隠しているつもりでも、どこかでわかってしまうものなんだろうと思います。特に女性は男性よりもはるかに感が優れて入りうっていいますし、きっとバレてます。それでも面と向かって言うと傷つけてしまうだろうから、という理由で言葉にして言われることがないというだけです。
自分よりも10歳以上も年下の女性たちが「もうほとんど経験しつくした」と言っているのを聞くたび、堪えがたいほどの劣等感に襲われることがあります。いつもは大して感じないんですが、発作的に強力な感情が押し寄せてくるときがあるんです。発作が起きたらもう、しばらくは被害者意識の塊になります。悔しさで食事も喉を通らなくなります。
が、しばらくするとあっけらかんとして元に戻ります。特に、眠ってしまえばすぐに忘れます。その程度のものなんであまり重要視はしていなかったんですが、さすがに何年間も積み重ね続けるのはよくない、とようやく思えるようになりました。行動して解消しよう、という決心がつきました。つい最近のことです。決心ができなかったから、ずっと童貞のままだったんでしょうね。
過去を振り返ってもしょうがないし、未来のために行動するだけです。遅れていようがなんだろうが、いつだって始められるんだから。たぶん、始めようと思ったときがタイミングなんでしょう。
たかが童貞だの性的コンプレックスだってのに、何を真面目に書き綴ってるんでしょう。そんなに真面目にとらえるものでもなかろうに。
いえ、真面目なことでっせ、これは、たぶん。エロ真面目にふざけながら進んでいくことにしよう。
自分よりも10歳以上も年下の女性たちが「もうほとんど経験しつくした」と言っているのを聞くたび、堪えがたいほどの劣等感に襲われることがあります。いつもは大して感じないんですが、発作的に強力な感情が押し寄せてくるときがあるんです。発作が起きたらもう、しばらくは被害者意識の塊になります。悔しさで食事も喉を通らなくなります。
が、しばらくするとあっけらかんとして元に戻ります。特に、眠ってしまえばすぐに忘れます。その程度のものなんであまり重要視はしていなかったんですが、さすがに何年間も積み重ね続けるのはよくない、とようやく思えるようになりました。行動して解消しよう、という決心がつきました。つい最近のことです。決心ができなかったから、ずっと童貞のままだったんでしょうね。
過去を振り返ってもしょうがないし、未来のために行動するだけです。遅れていようがなんだろうが、いつだって始められるんだから。たぶん、始めようと思ったときがタイミングなんでしょう。
たかが童貞だの性的コンプレックスだってのに、何を真面目に書き綴ってるんでしょう。そんなに真面目にとらえるものでもなかろうに。
いえ、真面目なことでっせ、これは、たぶん。エロ真面目にふざけながら進んでいくことにしよう。
