ドーナツがなんとなく哲学的な食べ物に思えるのは,
おそらく村上春樹と秋里和国の影響なのですが.
さっぱりと哲学的でなくもしゃもしゃと動物的にこればっか食べてますよ,最近.
妊婦になってケーキやパンをやけに食べるようになったのは以前に書きましたが
なんか最近はドーナツです.
コンビニでなんと80円.
ミルクドーナツというだけあって,牛乳と合わせて食べるとめちゃめちゃ美味しい!!
ついに袋買いも…
ちょっと小さ目ドーナツが8個入ってます.
でもなんとなくバラ売りの大きいやつのほうが表面の砂糖の量のバランスが良いような気がする.
甘いものを食べるようになったとは言え,
あんこは相変わらずダメだし,チョコや生クリームもそんなに…
ドーナツ,フィナンシェ,パウンドケーキなんかのシンプルな「小麦粉焼いたお菓子」が好きみたいです.
まぁ,要するに「茶色い飯は裏切らない」ってことだなww
ところで冒頭に書いたドーナツと秋里和国.
だいぶ昔の「眠れる森の美男」という作品中で,
主人公・友井が留学先で出会った運命の人・リチャードとの初めての会話でこんなやり取りをするんです.
リチャード「きみ,ドーナツの穴はなんだと思う?」
友井「真理」
するとリチャードはドーナツを崩し,
「真理の崩壊」
と言ってニヤリと笑う.
なんかこの場面,好きなんだなー.
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村上春樹の方はもちろんあれです.
「ドーナツの穴を形而学上,有と捉えるか無と捉えるかなど僕には問題ではない」
とか何とか言いながらコーヒーと一緒にしょっちゅう食べてるようなイメージです.
「やれやれ. 真理は崩壊したというわけだ」
ドーナツと言えば,これも大好きなので貼っておくー.
ドーナツの穴には,やっぱり人を哲学的に考え込ませる何かがあるんだろうか….
「いや,そんなものはやっぱり無いのかもしれない.
この世に完璧なドーナツが存在しないようにね」