心屋さんの本やカウンセラーの方々にはお世話になっているので
「心屋さん」でテーマを追加してみましたよ。(でも今日は違うテーマだがな!)

それはさておき、
その心屋仁之助さんのブログでこんなメッセージが紹介されてました。
お子さんが不登校で、お母さんの心が折れてるらしいです。

というわけで、
今、お子さんが不登校で辛い思いをしてる方に
こんな家もあるのね~、くらいに思って頂ければと思い、
15年前不登校児だった家族のことを書いてみようと思います。

私の妹は不登校児でした。
学校の勉強は恐ろしく苦手でしたが(美術以外は100点中10~30点くらいでした)、
別段いじめにあうでもなく、普通に友達と遊んでいたように思います。

ですが、中1の冬休み最終日。
妹は突然こう言い放ちました。

「明日から、学校行くの止めようと思うんだよね」

ものすごく断定的でした。
我々家族はあっけにとられて
「ああ、そう…」ってしばらく放置してました。

ま、そのうち飽きるかな~と思ったんですね。
なにしろ勉強ができない子だったので、
宿題や授業が一時的に嫌になったのかな~、とか思って。

でも、本格的に行かない。
中2になったけど行く気配もない。
担任の先生や友達が様子を見に来たりする。

ちなみにこの頃の妹は、1日中家で漫画読むか絵を描いてるかゲームしてるかで、
「いかに、時間を潰すか」ばかり考えてたらしい。
なんで、学校に行きたくないのか聞いてもイマイチ判然としない。

のんびりしていた両親もちょっと焦り始めます。
「不登校児の親の会」みたいのに行くようになりました。

ところが。
なんということでしょう!

うちの母親はたった2回で
その会に飽きてしまったのです!


曰く
「だって、なんかみんな大変そうな顔してるんだもん!」
だそうです。
まぁ…そういうものなんじゃない?

さらに時は流れ妹も中学3年生。
進路を考えねばならない時期です。
「親の会」には飽きてしまった母ですが、
妹のような子にも向いてそうな「自由な校風」とかの高校を調べ始めました。
見学とかもね、行ってたみたいです。

だけどどうも、妹は高校もあまり行く気がしない様子…。
妹は言いました。

「私の人生に、もう学校は必要ない気がする」

うちは、両親も私も大学なり短大なりまで行っています。
高校にも行かない人生はあまり考えたことがありません。
とりあえず行っておけば?
とか、思っちゃいます。

なんで?
と訊くと

「漫画家になる。だから学校は要らない」

いやいやいや…
学園漫画とか描くときに必要だろう!?
学生経験!!
高校までは行っておきなよ!!

とにかく高校まではと、妹を説得する母と私。
だって中卒なんて潰しが効きません。
それにですよ。
漫画家になるって…
東大入るくらい難しいんじゃないの!?

ここで、滅多に出てこない父登場。
無口な父は
若かりし頃に使っていた自分の画材一式を妹に託して
別邸に去っていきました。(父は当時別居してたのです)
ああ…、そう…。

漫画家になると宣言した妹を見守ることにしたものの、
妹がやっていることは私たちにはよく分からない。
15歳の子が中学校も行かずに、
引きこもって絵を描いたり文通したりばかりしてるわけです。
(今で言うなら、一日中pixivに沈んでるようなもんですね)

で、今度はある日、
だいぶ年上のお姉さん方の漫画を手伝うと言って、
家にあまり帰って来なくなりました。
この頃で15~16歳ですかね。
週に1日くらいしか我が家にいなかったと思います。

でもね。
楽しそうでした。

だから、家で待つ私たちも
苦しくなかった。

まぁ、そこから紆余曲折ありました。
妹は結局、中卒(実質、中学中退)です。

で、今。
どうなったかと言いますと。

なってますよ。
漫画家。

10年くらいかかりましたけど。

そりゃあ、アニメ化しちゃうような
売れっ子じゃあないけれど、
同じく漫画家の旦那さんと、
郊外の庭付き一戸建てで幸せに暮らす生活をしてます。

本当に、
妹の人生に学校は必要なかったんです。


妹は、それに気づくのが私たちより早かっただけ。

そしてこれは、
そんなに特殊なことじゃないんじゃないのかな、って思います。
殆どの人は、
なんとなく学校に行ってるだけだもの。

みんな行くから行ってるだけ。大した意味なんてないんです。

だからさ、
学校なんて、そんなもんですよ、お母さん。
お子さんは、したいことだけしてても幸せになれるって、
早めに気付いちゃっただけかもしれないですよ。


学校に行かないと、将来的に不幸になるって思ってますか?
なんとなくヤバイって思ってますか?

そーでもないから、大丈夫!
うちの子だったら、大丈夫!

そう思うだけで、本当に、大丈夫だと思いますよ。