孫の卒業式に出た。一学年2クラスの小規模校なので、卒業生は総勢約60名。壇上に一人ずつ上がり、マイクの前で堂々と希望や夢などを述べてから、校長先生から一人づつ卒業証書を授与される。

僕らの小学校の卒業式は、子供の数が多かったから一クラス50人から55人、中規模校でも5クラスあったので卒業生が約300名。とても一人一人壇上に上がって卒業証書などもらえない。学年の代表が、右総代として一人だけ校長先生からの証書をもらった。僕らは多分教室で担任教師から卒業証書をもらったのだと思う。

 

そういえば、3・4年生になったころには第一次ベビーブームが始まり、児童数がどんどん増えて学校建設が追い付かず、一つの教室を別の学年が使うため、午前・午後の二部授業が行われた。多分時間数が足りなかったと思うが、今思えばのんびりしたよき時代だった。でも夢も希望もあった。