92才の父のその後ー①より続いています。




大変だったこと、書くことにより

気持ちが確認できます。

そうすると、

自分が大切にしたいものが

より明確になると思いました。

まだまだ、状況は続いていますが
少しづつ!


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ディサービスで急に具合が悪くなった父。

それから、デイサービスより合計三回電話がありました。


父は、何回言われても、車椅子に乗って帰ることを拒んだとのことで、

両サイドを、お姉さんに見守られながら

少し傾きつつ

歩いて帰宅しました。



(ディサービスの方々、本当にありがとうございました)



玄関口で満面の笑顔で
「おかえりなさい~!」と私が声をかけると、
私が来ていることを知らなかった父は、

顔をほころばせて喜んでくれました!😉




玄関で運動靴を脱いだ父は
明らかにいつもと違いましたが
娘の私には、「いつもと違う」と思われる(言われる)のが嫌な様子でした。




先ずは、ダイニングテーブルの椅子に腰かけてもらい、

ジャケットを脱ぐのを手伝いながら

「どうだった?」と話しかけましたが


「う~ん」と言う返事。




少し休むと、
お茶をのみ、
いつものように、ゆっくり歩きだして
ベランダでタバコを吸いました。





それから、他愛ない話しを父と母と私の三人でしました。

ろれつがおかしく、少し聞き取りにくい所はありましたが

父が話していること、全部理解が出来ました。




合間合間に、(何時もと違うみたいだから)

「病院に行って看てもらおうか?」

何度か聞いてみましたが





何度聞いても

「行かない!」

と言いました。






さて、ここで私が無理に病院に連れていかなかったのには訳があります。




…次に続きます。