ウクライナ問題でロシアの迅速な動きが目立つ。
クリミア半島をロシアへ編入する、という署名まで一気に持って行った。
この間にもアメリカなどから経済制裁の脅しがあった。しかしロシアには資源があり、制裁を受けた場合の行動によっては、制裁を科した国々の方がダメージとなることを理解しており、行動には迷いがないように見える。

さらに、アメリカの国債が一気に売られた、という情報があり、10兆円を超える額が売られたという。これは経済制裁に備えてドルを手元におく、という意図がある。
これはアメリカにとってはダメージになる。現在のアメリカは金融引き締めに入っており、FRBは国債を売りにだしている。ということは、市場にドルは少なくなってきている。そこにさらにロシアにドルが流れる(それも10兆円を超える額)ということは、国内に流れるお金が減り、金回りの悪化からの景気の後退要因、となる。

さらに、アメリカの金融引き締め、軍予算の削減、という現状ではアメリカがヨーロッパの遠い場所まで軍隊を派遣するなどはできないだろう。
ヨーロッパもガスの輸出を止められると困るので強くは出れないし、アメリカもできることが限られるし、という状況。さらに民主主義を壊したのが現在のウクライナ暫定政権の方であり、ロシアはウクライナの正当な政府を助けただけ、ともいえる。

日本政府も、アメリカなどからの制裁への参加を求められており、一応ビザ発給の停止などを行うが、経済的な制裁はやっていない。
私は、これ以上の制裁はやらないほうが良いと思う。
逆にアメリカなどに「もともとウクライナの政権をうばった経緯が問題であり、まずは正当な政権に戻すべきではないか」と発言してほしいと思う。
「これでは民主主義を守っているアメリカ、と言えないのではないか」と。

でも、アメリカは軍事行動はやらない、と言っているし、結局無策で口だけである。
どうもアメリカは世界の盟主の座から転げ落ちていく気がする。

ロシアとの付き合い方が、今後日本の重要課題かもしれない。