去年の末に読み終わっていた小説。

五十嵐貴久さんの作品は『交渉人』シリーズを読んでいたので、こういうサスペンス的な作品を選んで購入した。
『誘拐』は総理大臣の孫を誘拐する、というもの。
緻密な描写が引き込まれる作品。
面白く読める。

『リミット』は人気のある芸能人がパーソナリティーを務めるラジオのリスナーから届いたメール。
そこには「今日の放送が終わったら、私は自殺します」という文章が。
ラジオ局の社員であるプロデューサーとパーソナリティーを務める芸能人とのやり取り。
このリスナーを救うことができるか、放送内で扱うか、それぞれの思惑が入り乱れる。
この芸能人が「ダウンタウン・松本」をイメージしているようで、読むうちにどんどんイメージされてくる。
当初はいやらしさが気になった関西弁であるが、徐々に慣れてきた。私も関西生まれなので、なれると読みやすく感じた。
放送終了までの息詰まる展開。
面白く読めた。

五十嵐さんの作品ももっと読みたい。