昨日、サッカーがあった。
UAEと試合をすることで、この後の大切な戦いであるWカップ最終予選のイラクとの試合に向けて、コンディション調整と、戦術面での摺合せをしなければならなかった。
では、それができたか?といえば、かなり問題点が多く、課題が残ったのではないかと思う。

昨日の戦いで、本田は「選手が前にいかない。香川も清武も前に行かない。ボランチも遠い」と言っていたらしい。
前に行けないのは、トップのハーフナーの使い方がいまいち理解されていないのではないかと思った。
ハーフナーは高さがある。だからそれを生かそうという戦術でもなく、前線でどう使うか、という肝心のところが全然見えなかった。
また、ハーフナーにボールを持たせて、ポストを期待するシーンも少しあったが、そこでハーフナーがボールをキープできないので、攻撃が途切れる。
ハーフナーに出しても足元が下手なので、ボールを失うし、ハイボールの競り合いでも相手DFに体を寄せられて、負けてしまう。
これでは、選手が一人使えないのと同じことになる。
前線でのボールを追いかける動きもあまり効果的に動けていないし、これなら前田を使ったほうが攻撃にスムーズさが出るだろう。
あとは香川のコンディションが悪かった。これは本来、足元のうまさ、狭いエリアでの正確なプレーが持ち味の香川であるが、昨日はミスが目立ち、ドリブルでもボールが足元に定まらず失う場面が多くあったことからも明らかなように、疲れや時差などで動けないのではないだろうか。
チームとして、なかなか完成できない日本。それも仕方のないことだろう。
海外で活躍する選手が増え、移動が大変なのだから。
それでも結果が出る今の選手の強さを信じて、予選をクリアしてもらって、ブラジルWカップまでにチームを作り上げてもらう。そして、本番で一気に高めたチームが、世界を驚かせ、結果を残す。そうなればいいのだから。

昨日の試合は、チームとしての完成度は、UAEの方が高かった。
ショートパスのつなぎ、それをしっかりと意思疎通できている。ダイレクトで3本つながるパスは脅威だった。狭い地域でもボールを失わない技術をもち、体の強さもある。
今後かなり強くなってくるだろうUAE.
次のWカップ予選では、難しい相手になりそうである。

Wカップ最終予選、イラク戦にどういうチーム状態で臨むか、見ものである。