シューメーカー、という靴職人を扱ったミステリー。
イギリスという本場で、靴職人として活躍する男と、日本で地道に靴修理をしながら腕を磨く男、その二人の因縁から物語が進む。
最後は、どんでん返しがあり、面白く読めた。ただ、日本で修行する男の、急変した性格と言うか、突然の強気に、戸惑いはある。
書評では、靴に関して雑誌などで書かれた程度の知識。小説も感情移入できない、とあるが、しかし靴に関してまったくの素人である私からすれば、いろんな知識が面白く読めた。
もう少し、説明とか丁寧だったら、とは感じたが、それをやりすぎたら、小説にならないので、自分の頭で理解する努力が必要なのだろう。
興ざめしないように、説明を省いた可能性もあるし。
最近は小説を読むほうが多くなり、知識を入れる読書が滞り気味。ヤバ目だけど、時間も足りないし、面白い小説も楽しいし、困ってしまう。