現在の世界情勢は確かに予断を許さなでしょう。
しかし、日本のマスコミの方々が言われることは嘘が多い。
しかもマスコミは日本の危機感を煽るのが大好きで、悪質なウソ、ねつ造なんでもOKな体質である。

日本の国債の価格が下落。利率上昇で危険水域。などと書かれたら、今までの財政破たん論からやっぱり日本もEUのようになるのか、と考えてしまう。
しかし、ここで利率上昇ってどの程度?としっかり読めば、新聞の悪質なミスリードではないかと思える。
日本の国債は1.08%程度に上昇したそうである。
今まで、0.96%とか低くかったので、ようやく1%を超えれたのである。
実はこれは少しいい兆候ではないか?と判断できる程度の利率上昇である。
なぜなら、国債の利回りが1%を割り込んでいるのは、あくまでも民間企業に資金の借り入れ需要がないために銀行が日本国債を買い入れているからであり、国債価格の上昇はうれしくない現象である。民間が銀行からお金を借りない、ということは景気が良くないといえるからで、日本のデフレが深刻だということ。
その銀行に余っていた資金が少しだけ民間に借り入れられた可能性がでたから国債の利率が少し上昇したともいえるからである。
民間が銀行から融資を受けれる環境が少し出た、ということは日本の景気が少し良くなっている、という指標である。

しかしマスコミはなぜだか通常の国債利率を無視して、財政破たん路線の国債利率7%超を心配する。
ドイツが国債が札割れした、だから日本も危険だ。という論調。
しかし、国債の札割れは今までも普通にあったことだし、ドイツの札割れに関して言えば、ユーロ圏でドイツにしか安心できる要素がなく、そこにお金が集中してしまう。結果、ドイツの国債も価格上昇するので利率が低い。だから人気だった。しかしあまりにもユーロ圏の危険度が高騰し、さらにイタリアなどに飛び火した結果、ユーロ圏での負担が大きくなりすぎてドイツも国債が売れ残った。
ただそれだけであり、少しすればまたドイツの国債は売れるでしょう。

しかしマスコミというのはお気楽な商売ですね。
国債の金利上昇しても、下落してもどっちでも日本は破たん、これで決まっています。
普通、現象が逆になったら経済状況も変わるでしょうに、どっちでも破たん。
これ、円高とか円安でもマスコミは同じです。
「円高で国内の企業が悲鳴」と「円安で日本が売られている」
で、どちらも「だから日本が破たん」となります。

こんなマスコミを信じろというほうがウソでしょうね。
新聞のダメさ加減にそろそろ新聞の解約を考えています。
ただ、少しの情報源としてのみ有効かなとも思っていますが。(逆説的なことですが、政権の動きなどを見れますし)

しかし日本の経済状況を学べば学ぶほど情報の正確さを求めます。結果新聞やテレビのあきれるほどの質の低さに愕然とします。本当に疑うことから始めたほうがいいですね。