1月7日
本日、ひとつ、年をとりました。
もう、年齢なんて、どうでもいいです。
これからは、実年齢より、老けて見られないことを目標にしようと思います。

◆さて、旅のつづき

11月20日
まだ、オーストリアとハンガリーの国境近くをウロウロしている。
小さい町を色々と見て歩くのが、やっぱり好き。
今日は、クーセグからローカルバスに乗ってソンバトヘイへ。
バスには、おばあちゃんたちが6人ほど乗っている。
オシャレにジャケットを着ているのに、なぜか、すごい臭気を放つおじいちゃんが一人。
整髪料でキメた髪型とおもっていたのは、お風呂に入っていないベタつきだったようだ。

さて、40分ほどでソンバトヘイのバスターミナルに到着。
けっこう大きな町だ。

紀元前に町が造られ、107年にはローマ帝国のパンノニア州の州都だったという。
町の歴史としては2000年以上。
おお。

中央広場を取り囲むように古い建物を利用したショップが立ち並ぶ。にぎやかさ、大きさは都会という感じだ。

まずは、宿を探しにインフォメーションへ。
親切なインフォメーションのお兄さんは
「今、シーズンオフだから、開いてるユースホステルは少ないから、ぼくが、電話しましょう」
と中心部にあるけど安めのホステルに電話してくれた。
この親切さに安心してると、
「ザンネンながら、満室でした。じゃあ、次は、このホステルはどうですか？」と地図を指差し、さっそくかけてくれる。でも、次もダメ。
三軒目は電話が通じないという。ネットでチェックしてくれたけど、電話番号は同じ。
あせり始めるお兄さん。
それ以上にあせるワタシ。
結局、
「じゃぁ、地図を見ながら探してみます」と出ようとすると、お兄さんは
「もし、泊まる所が見つからなかったら、ここに戻ってきてください。一緒に探しますから」と申し訳なさそうな顔。

少し不便なところでも、徒歩30分圏内なら・・・・と一軒目にいくが、住所どおりの場所には怪しげなネオンサインが輝く「エンパイア」というレストランに変わっていた。
二軒目は、満室。
三軒目は犬は出てくるけど、人は出てこない。

四軒目はけっこう遠い。
ここも無理なら、もう列車に乗って違う町に行こう！と思って四軒目に入ると、お値段はちょっと高めだけれど、部屋はあるとのこと。
ここまで2時間。神様に感謝してチェックインすることに。

荷物を置いて、見所があつまる中央広場近くまで歩いて戻る。